【運用】リクルート上場が近くなっている、買うとするならどれを買うリクルート関連銘柄。

2021/08/19

いつもテーマ株を見ると買いたくなるど、買い逃してしまうという方多くないですか?

いつもタイムリーに買うことは難しく、またテーマに沿って株価が上がっていくといいのですが、

他の要因で下がってしまうこともあり、なかなか簡単に投資できません。

 

今日は簡単なルールを考えながら、リクルート上場テーマバスケットを考えていきます。

今月16日に東京証券取引所に上場する予定のリクルートホールディングスは6日に、

上場に伴う公募増資と株式売り出しの価格が1株3100円に決まったと発表しました。

 

リクルートは1兆円以上の時価総額になることが期待され、多くの株式保有企業、社員、旧社員に大きな含み益が生まれます。

 

株主は以下のような会社です。(敬称略、出所:リクルート 「募集価格及び売出価格、国内外の募集株式数及び売出株式数並びにオーバーアロットメントによる売出しの売出株式数決定のお知らせ」)

 

大日本印刷株式会社、凸版印刷株式会社、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、第一生命保険株式会社、株式会社みずほ銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社三菱東京UFJ銀行、株式会社TBSテレビ、日本テレビ放送網株式会社、TIS株式会社、図書印刷株式会社、王子製紙株式会社、株式会社野村総合研究所、位田尚隆、株式会社博報堂DYホールディングス、河野栄子、日本製紙株式会社、新日鉄住金ソリューションズ株式会社、株式会社CAC Holdings、大王製紙株式会社、日本生命保険相互会社、株式会社フジ・メディア・ホールディングス、株式会社テレビ朝日ホールディングス、リクルートグループ役員持株会、朝日紙業株式会社、明治安田生命保険相互会社、共同印刷株式会社、株式会社インターネットイニシアティブ、株式会社北斗社、トランス・コスモス株式会社、柏木斉、池内省五、峰岸真澄、中村恒一、水谷智之、藤原章一、島宏一、出木場久征及び尾形宏明並びに貸株人である株式会社電通

 

以下が今回ピックアップした関連銘柄ですが、いづれもリクルート株を多く保有している会社ですが、印刷、メディア、広告代理店、リクルートOB設立会社等になっています。

金融機関等は除いてあります。

 

以外とIT関連が少ないのが驚きです。

これをベースに考えます。

 

 

選抜ルール


 

がつんと買いたいところですが、テーマ株にはいつもいろいろ問題があります。まずはいつも銘柄数が多すぎることです。

また今回の銘柄では印刷業界はやや厳しい状態が続いており、

また商社株は資源のリスク問題もあり、難しい。

 

広告業界、放送業界は景気との連動が高く、景気の先行きは読みにくいため購入は悩ましい。

そうするとどれも買いづらくなってしまうので、以下のルールに従おう。

 

テーマ株を選んだあとで、つぎのルールに従って選ぶことにする。

  • ルール① 業種は先行きを考える。(印刷は1社くらいにしぼる。1/5の資金、20万円で買えるもの)
  • ルール➁ 買える銘柄で考える。(常にNISAのサイズで100万円だが、1銘柄20万円をベースに考える。)
  • ルール③ 配当が高いものをなるべく選ぶ。(参加者が、高配当を好む傾向が強いため)
  • ルール④ 他のバスケット、すでにもっているものをなるべく避ける。
  • ルール⑤ 相場に勢いのないときは勢係数が低いものを選ぶ。(勢係数とは=(高値‐現在の株価)/(高値‐安値):ことしの相場(あるいは250日)で最高値と最安値の間のどこらへんにいるか)、勢いのあるときは高いものを選ぶ。今はあまり勢いは感じられないので、低いのを選ぼう。
  • ルール⑥ 流動性の高い銘柄、出来高株数の多い株を選ぶ。

 

リクルート関連バスケット候補


 ルールに従って選択された銘柄は以下のリストの中で赤くなっているものです。 

三井物産は他のバスケットにも保有しているので除外しています。

銘柄コード 銘柄 勢係数 配当利回り(%) 最低購入金額
7912 大日本印刷(株) 18.06% 2.95 1,084,000
7911 凸版印刷(株) 46.05% 2.36 764,000
8031 三井物産(株) 29.73% 3.84 166,750
4324 (株)電通 50.00% 0.84 403,500
9404 日本テレビホールディングス(株) 66.42% 1.83 164,200
3861 王子ホールディングス(株) 97.28% 2.53 396,000
7913 図書印刷(株) 40.86% 0.41 489,000
2433 (株)博報堂DYホールディングス 16.63% 1.41 106,200
4676 (株)フジ・メディア・ホールディングス 95.44% 2.6 154,100
9409 (株)テレビ朝日 86.47% 1.73 173,600
7914 共同印刷(株) 7.59% 2.05 391,000
7913 図書印刷(株) 40.86% 0.41 489,000
4725 (株)シーエーシー 33.49% 2.5 128,200
4318 (株)クイック 30.13% 1.63 104,200
2454 (株)オールアバウト 51.05% - 84,200

 

このバスケットを構築するために必要な各銘柄の株数と想定する時価総額は以下のようになります。

合計912,700円(時価総額、手数料は含まない)

コード 名称 保有数 購入価格 価格
9404 日本テレビホールディングス(株) 100 1642 164,200
2433 (株)博報堂DYホールディングス 200 1062 212,400
4676 (株)フジ・メディア・ホールディングス 100 1541 154,100
9409 (株)テレビ朝日ホールディングス 100 1736 173,600
4318 (株)クイック 200 1042 208,400

 

100万円以内で、高配当、かつリクルート上場の恩恵を得る可能性のあるバスケットである。

リクルート株の動向次第ではさらなる上昇が期待されるのと、景気が上向けば広告・放送・メディア株は上昇が望めます。

 

印刷業種銘柄株は最低購入金額がかなり高く、NISA向けのバスケットに入れるならミニ株等を利用するしかないため、今回は見送ることにしました。

 

このバスケットについても日々のバスケットインデクスパフォーマンスとともにご報告していきます。

 

 

 

 

 

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