新社会人が貯金するための方法とは!?知っておくべき貯金のコツを徹底解説

2022/09/27

社会人になったら、今までは感じなかった金銭面の不安を初めて感じたという人は少なくはないでしょう。家賃や生活費など、それまでになかった金銭的負担が生じるため無理はありません。ではどのようにやりくりして、どのように貯金をしていけばよいのでしょうか?

本記事では、社会人が知っておきたい貯金術についてご紹介していきます。

社会人の平均支出額と平均貯金額は?

社会人になると学生の頃とは違い、基本的に生活費は自分で稼がなければないけません。金銭管理も自ら行う必要があります。

お金の使い方をよく考えなければ、収入より支出が上回るという事態になりかねません。しかしお金の管理を徹底し、計画的に貯金することで金銭的な余裕が生まれ、お金に関するストレスを減らすことが可能です。

では計画的に貯金をするためには、どのようなことをしておくべきでしょうか。

まずは、一般的な社会人の支出額と貯金の額を把握していきましょう。

新社会人の平均支出額

社会人になると家賃と光熱費、さらに食費や生活必需品などの費用を全て自己負担する必要があります。居住している地域にもよりますが、東京都で生活をしている新社会人の一人暮らしの平均支出は15万円から17万円程度で推移しています。

以下の表は、東京都在住の新社会人の支出内訳の一例です。

家賃 70,000円
光熱費 8,000円
通信費 8,000円
食費 30,000円
趣味・交際費 30,000円
日用品 8,000円
医療費・保険料 5,000円
交通費 5,000円
合計 164,000円

東京都外に住んでいたり住居にこだわりがない方は、家賃をもう少し下げられるでしょう。また、自炊生活をしたり病気や怪我がなかったりすれば、全体的に費用を下げられる場合もあります。

しかし社会人になりたての時期には飲み会などの交際費が増えたり、仕事関連の出費が増えてしまう場合もあるので注意が必要です。

新社会人の平均貯金額

社会人の貯金額は一般的に、手取り収入の約10%〜15%が理想だと言われています。社会人(四大卒)の初任給の平均額は約21万円です。21万円×15%で計算すると約3万円です。社会人1年目でも年間30万円から40万円ほど貯金できると良いです。ボーナスを貯金に回せばもう少し増やせそうです。
もし年間の貯金額が30万円未満の場合には、出費が多すぎる可能性があります。

社会人におすすめの貯金方法とは?

貯金を上手に行うためには、収入と支出のバランスを把握し家計管理をする必要があります。収支バランスが良くない場合には、節約や貯金のコツを知っておくべきです。ここでは、社会人におすすめの貯金方法を3つ紹介します。

1.家計簿をつける

貯金のコツは、まず自分の収支バランスを目に見える形で把握しておくことです。そのためには家計簿をつけてみましょう。社会人になりたての頃は、自分が何に多くの支出をしているかを把握していないことがあります。ついつい贅沢をしてしまったり余計な物を購入していたりして、無駄な出費が増えているかもしれません。毎日家計簿をつけていれば、貯金に回せるお金の計算もしやすくなりモチベーションも維持できます。

2.節約をする

家計簿をつけて減らせる出費があれば、無理のない範囲で節約してみましょう。外食が多ければ自炊に変えてみたり、通信費が高ければ格安SIMに変えてみたりするだけでも十分に節約できます。また、ポイント還元率が高いクレジットカードやキャッシュレス決済を利用して、ポイ活をしてみるのもおすすめです。貯まったポイントは贅沢に使って良いなどマイルールを決めて、楽しみながら節約できるとやる気もアップするでしょう。

3.積立貯金をする

毎月の収入から一定の金額を自動的に積立貯金する方法もおすすめです。銀行や証券会社には毎月指定した金額を自動で引き落として積立するサービスがあります。中にはNISAやその他投資信託で資産運用してくれる金融商品もあり、ただ積み立てるだけではなくコツコツ運用しながら資産を増やしていくことも可能です。

貯金のコツを押さえた上で、少額でも貯金しよう!

社会人になりたての頃は、手取り収入も少なく家計のやりくりがとても難しいですよね。会社の飲み会が増えたり、急に友人が結婚してご祝儀を渡す必要があったりして、突然出費が膨らむこともあります。常に余裕を持って過ごすためにも、今回ご紹介したおすすめの貯金法を活用してみてください。

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