FIREのために必要な資産額は?自由な人生を送るための必勝法!

2022/09/15

最近注目されているFIREとは、若いうちに経済的に自立をしアーリーリタイアすることです。労働で自分の時間を奪われることから脱却でき、自由な暮らしができるという点からFIREを目指す若者が増えています。実際にFIREするにはどれくらいの資産が必要なのでしょうか。

本記事では、FIREに必要な資産と資産の増やす方法についてご紹介していきます。

FIREと経済的自立の意味とは?

自由な暮らしのために経済的自立を目指す一部の若者の間で「FIRE」が注目されています。これには社会での生き方や働き方の多様化が背景にあるのです。「会社に縛られ続けたくない」「もっと自分のために時間を使いたい」と考える人は昔より増えました。しかし、FIREを目標にしているけど詳しいことや必要な資産額がわからない人もいますよね。まずはFIREについて簡単に解説します。

FIREとは?

FIREは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字で、日本語に直訳すると経済的自立と早期リタイアという意味です。アーリーリタイアとも呼ばれ、アメリカのミレニアム世代で流行した考えが日本にも影響を及ぼし始めたのです。昔から多額の資産を持っている人が早期リタイアをして老後を過ごすということはありましたが、FIREは少し意味合いが異なります。

FIREにおける経済的自立

FIREにおいての経済的自立では、形成した資産をなるべく切り崩しません。まず、FIREでは自分が将来必要になる金額を計算して、必要な額の資産形成は株式投資や投資信託で運用しながら行います。FIREは決して贅沢をするために億万長者になるという生き方ではなく、資産の元手を減らさないように運用を続けながら慎ましやかに暮らしていく生き方です。

FIREに必要な資産とおすすめの運用方法とは?

FIREはとても理想的な生き方ですが、ある程度の資産額とその運用方法を知っておく必要があります。まずは、実際にFIREをしている人たちはどのくらいの資産を形成しているのか把握しておきましょう。

FIREに必要な資産額

FIREするための資産は、現在年間で支出している金額の25年分必要だと言われています。FIREでは「4%ルール」という考えが広まっています。4%と言う数字は実際に資産運用するときの理想的な利回りです。この考え方では、月間支出を25万円と想定すると年間で300万円が必要です。300万円の25倍は7,500万円。これを年利4%で運用していけば、理論上は資産の元本を切り崩すことなく運用で得た利益だけで暮らしていけます。月間の支出額は人それぞれ異なるので、自分に当てはめて計算してみましょう。将来的な支出は結婚や引っ越しなど、さまざまなイベントにより変化するので、少し多めに見積もった計算をしてみてもよいかもしれません。

おすすめの資産運用方法

前項で、「理論上、年利4%で運用していけば、運用利益で暮らしていける」と、述べました。しかし、資産運用において年利4%というのは知識や経験のない方には難しい数字です。もちろん、資産運用に関する知識は、自分で勉強する必要があります。ここでは、年利4%を達成できる資産運用方法の概要を紹介します。

1.投資信託
資産運用において比較的リスクが低い投資信託は、おすすめの運用方法です。投資信託とは、投資家から資金を集めて、専門家がいくつかの株式や債券に投資し、運用益を投資家に分配する投資商品のことです。投資の専門家が幅広い銘柄に分散して投資をしてくれるので、大きな経済ショックが起こらない限り、初心者でもリスクの低い運用ができます。税金が控除されるNiSAやiDeCoでも購入できるのでおすすめです。

2.不動産投資
日本でもっとも馴染みのある投資スタイルは不動産投資です。特に近年では、J-REITと呼ばれる不動産の投資信託もあります。J-REITは株式の投資信託と同じように、投資家から集めた資金でいくつかの不動産に投資をして、その運用益を投資家に分配する投資商品です。比較的高い利回りの商品が多いことが特徴です。

FIREのためには正しい知識をまず身につけよう!

FIREをするためには高いマネーリテラシーが必要です。簡単にできると思って挑戦すると、うまく資産を貯められず苦労する可能性があります。今回ご紹介したおすすめの資産運用方法の他にも、個人向け国債などの債券を購入してみたり、個別の株式銘柄でポートフォリオを組んでみてもよいでしょう。目標の年齢までにコツコツ資産運用をして、自由な暮らしを手に入れてください。

 

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