1895年にダイナマイトを発明したことで有名なアルフレッド・ノーベルが亡くなる1年前、彼は遺書を残した。
彼の不動産等の資産を売却し、3,100万スウェーディッシュ・クローネ(今の価値で言えば1億7020万クローネ)を安全資産で運用し、
毎年物理学、化学、医学生理学、文学、平和、+経済学 の「5分野+1分野」で顕著な功績を残した人物に賞を贈るというもの。
1901年にスタートして、既に100年以上の歴史を刻んでいるのだ。それはノーベル賞の歴史であるとともに、安全資産(預金・債券等)運用の歴史でもある。
その中で今年(2015年)のノーベル医学生理学賞を大村智北里大特別栄誉教授が受賞
ノーベル賞受賞者に贈る賞金は
800万クローネ(日本円で約1億1580万3672円(本日の19時時点のレート)となっている。
2012年に1000万から800万クローネに減少し、今年も800万クローネとなっている。
安全資産で運用しているのに毎年これだけの賞金を財団から払えるのだから、いかに運用が大事かを理解できる。
スタート(1901年)時の賞金は150,782クローネとなっており、如何に賞金が増加してきたがわかる。