共にブランド時計で有名なセイコーとシチズン。人生計画にどれだけ違いがある?初任給から老後資産まで(2018年版)

株式会社セイコーホールディング株式会社(以下セイコー)とシチズン時計株式会社(以下シチズン)は共に時計で有名です。

セイコーとシチズンの給与を比較するうえで、以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見てブランド時計業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。


それぞれの特徴


【セイコーホールディング株式会社】
1881年(明治14年)創業の老舗企業。東京都中央区に本社を置く、各種時計類及びその部分品の製造及び販売会社。「セイコー」(SEIKO)ブランドの時計で知られる著名な企業です。

 

【株式会社シチズン時計株式会社】
1918年(大正7年)創業の老舗企業。東京都西東京市に本社を置く、各種時計類及びその部分品の製造及び販売会社。「シチズン」(CITIZEN)ブランドの時計で知られる著名な企業です。

 

業績は?


業績を比べてみましょう。

【連結決算:平成29年3月の業績】 (単位:円)

シチズン
会社
セイコー
3,126億
売上高
2,571
3,483億
前年
2,967
-10.2%
対前年度比
-13.3%
220億
経常利益
67億
166億
当期純利益
54億
175億
包括利益
79億
60.5%
自己資本比率
29.8%

売上高はシチズンがセイコーを上回り、その差は555億円程です。
経常利益もシチズンがセイコーを上回り、その差は153億円です。
成長率はシチズンの-10.2%に対しセイコーも-13.3%と、両社とも減収となりましたが、シチズンの方が減収幅が小さく済みました。

売上、利益、成長率全ての項目で、シチズンが優勢という結果になりました。

 

初任給


これから就職する方のために、初任給制度を掲載しておきます。

【シチズン、セイコーともに募集要項から 初任給(単位:円)】

シチズン
学歴
セイコー
236,200
大学院卒
226,000
214,600
大学卒
210,000

差額は

  • シチズンが、大学院卒で10,200円、大学卒で4,600円上回っています。

 

年齢ごとの給与


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【平成29年3月決算の比較】

従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
セイコー 144 13,065 45.2 20.9 8,286
シチズン 887 16,170 42.6 17.1 6,801

従業員数は、シチズンが単体で743人、連結で3,105人上回っています。
平均年齢は、セイコーが2.6歳高く、勤続年数も、セイコーが3.8年長いです。
平均年間給与は、セイコーが149万円多いです。

 

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 セイコー シチズン 差額(セイコーベース)
25 5,408 4,601 806
30 6,415 5,459 956
35 7,065 6,012 1,053
40 7,655 6,514 1,141
45 8,263 7,031 1,232
50 8,809 7,496 1,313

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

全ての年齢層でセイコーがシチズンを上回ります。
25歳時が一番差が小さく80万円、50歳時が一番差が大きく131万円の差があります。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社で同じ業種のため上昇率は同じ数字を使っています。

 

生涯給与


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与とは、サラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なく、この会社からの収入のみです。

会社名 セイコー
セイコー 2億8,526万円
シチズン 2億4,273万円

企業シムラ―検索

セイコーがシチズンを4,253万円上回っています。


役員報酬


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金

(百万円)

1人あたり総報酬
(百万円)
セイコー
12 231 0 0 0 19.3
シチズン
10 120 38 0 0 15.8

セイコーがシチズンよりも1人当たりの報酬額(年額)では、3.5百万円多いです。

 

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳85歳のときに残っているかを推計します。

両社共に31歳の方を例に計算を行います。

結果はミライズ(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

セイコー シチズン 差額(セイコーベース)
65歳 7,829万円 6,678万円 1,151万円
85歳 6,619万円 6,195万円 424万円

65歳時セイコーが1,151万円(貯蓄可能額が)上回り、これが85歳時に424万円に縮まります

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。
(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

セイコー五郎(31歳)

シチズン五郎(31歳)

 

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しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左がセイコーの方、右がシチズンの方です。31歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

 

結論


纏めると以下のような結果です

  • 会社規模・業績では、シチズンがセイコーを上回り、初任給も、シチズンが大卒で4,600円、大学院卒で10,200円、セイコーを上回ります。
  • 平均年間給与は、セイコーが149万円多く、推定年収は全ての年齢層でセイコーがシチズンを上回ります。その差は、25歳時が一番小さく81万円、50歳時が一番大きく131万円の差があります。
  • 生涯給与(従業員として)は、セイコーがシチズンを4,253万円上回っています。
  • 役員報酬は、セイコーがシチズンよりも1人当たりの報酬額(年額)で、3.5百万円多いようです。 
  • 老後の資産額は、85歳時にセイコーが424万円多いようです。

会社規模、業績並びに初任給では、シチズンが上回りましたが、平均年間給与・生涯給与・役員報酬・老後の資産でセイコーが上回りました。
そのため今回はセイコーの勝ちとします。

 

ミライズでは今後も様々な企業の人生比較を行っていきます。

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