【支出】お正月のお財布は寒い 年末年始は一番お金を使うとき おせち&御年玉 お年玉計算テーブル

2021/08/19

実感しておられる方も多いでしょうが、12月は忘年会やクリスマス、大みそかにお正月の準備など、年間で最も支出の増える月。なんとなくリッチな気分になって浪費してしまうことも多くないですか?

ことし12月24日に六本木のコンビニに入って、ケーキやお寿司、簡単なオードブルまで用意されているのに驚きました。昔はあまり季節感も、イベント感もないとおもっていたのに今やクリスマスもお正月も特別な商品を用意してくれているようです。

毎年のことですが、お年玉、おせち、いくらにするか悩みませんか?そこでいろいろ情報を集めてみました。 あとお年玉計算テーブル付き!

 

 

12月の支出状況


総務省統計局の22年の数字では12月の消費支出金額は32万7千円で、22年平均の29万円と比較すると約1.13倍と10%以上の増加です。12月にボーナスがある方は乗り切れますが、ないとかなり厳しい年末年始です。

 

以下のデータは品目別に平成12年と22年の1世帯当たり1か月間の平均支出金額(年平均)を100として12月の支出をみたものです。

 

要するにふだんに比べて、どれだけ12月に使うかというもので、22年のもち684はふだんの月の6.84倍お金を使うということを表しています。もちとかには堂々の1,2位で変わりませんが、

22年になると、ゲーム機、ゲームソフトが入ってきているところが時代ですね。さらにいまはモバイルゲーム代とかにシフトしていくのでしょうか。

 

【12月の消費額】

順位 平成12年 平成22年
品目 指数 品目 指数
1位 もち 713 もち 684
2位 かに 454 かに 590
3位 みかん 401 寄付金 457
4位 手袋 400 ストーブ・ヒーター 427
5位 ストーブ・ヒーター 392 みかん 388
6位 地代 372 かまぼこ 331
7位 豆類 357 テレビゲーム機 330
8位 電球・蛍光ランプ 325 ゲームソフト等 322
9位 男子用コート 316 豆類 308
10位 かまぼこ 315 手袋 302

(各品目別平均=100 総務省統計局の資料を基にシミュライズにて作成)

堂々の1位や2位のもちとかに 正月の王者です。 

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あと正月の出費として、おせちとお年玉は最大の要素ですね。その統計を見てみましょう。

 

おせちの統計


 お正月の統計を見ていきましょう。

 

らでぃっしゅぼーや株式会社 で2013年に実施した「お正月に関する意識調査」で10~60 代の女性 600 人に調査を実施したアンケートをもとにしています。 そこのまとめでは

  • おせち摂食率 80.3% 子どもがいる家庭では 84.8%
  • おせち手作り率 61.2% 関西出身者は手作り率が高い傾向
  • おせち作りで参考になったのは「実家の母に教わったレシピ」
  •  一緒に過ごした人のトップは「家族」
  •  約 1 割の女性が「お正月も仕事に出勤」
  •  我が子のお正月の過ごし方のトップは「テレビゲーム」

のようです。

シミュライズではお金の側面にフォーカスします。

おせちセットの平均購入額は 11,505 円

 

【今年のお正月用に購入した、おせちセットの金額】

金額 割合
5千円未満 10.2
5千円以上1万円未満 11.4
1万円台 35.2
2万円台 20.5
3万円台 10.2
4万円台 0
5万円台 0
6万円以上-8万円未満 0
8万円以上-10万円未満 0
10万円以上 0
わからない 12.5

母数が88人なのでややサンプルが不足していますが、10,000円近辺のものが多いような気がします。

 

アマゾンの例 【10,000円コース】

1月2日まで出荷します。1月1日以降最短到着【日付指定不可】おせち料理 2015年 京都おせち 八坂 2~3人前 京の味をご自宅で

 

1月2日まで出荷します。1月1日以降最短到着【日付指定不可】おせち料理 2015年 京都おせち 小袖(こそで) 2人前 京の味をご自宅で

 

お年玉の状況


 

お年玉も各家族化が進んだとはいえ、親族の集まりがあると、数名分のお年玉が必要です。こどもの数の減少、高齢化も進み、30代になってもお年玉をもらっている人もいるようです。

さてこちらも統計を見ておきましょう。

 

1月1日から12月31日までの365日の中で、最も消費支出が多くなる日は、いつなのでしょうか。

大晦日やクリスマスと予想された方も多いかと思いますが、実は、元日の支出が一番多いようです。(総務省統計局のデータ)

 

総務省の家計調査によると、1月1日の消費で以下の項目が突出しています。

(世帯外への)「贈与金」と「他のこづかい」(世帯主以外の世帯員へのこづかい)

1日の平均支出額と比べても、大変大きな額がお年玉に使われていることがわかります。

 

【1月1日の1世帯当たり支出額(二人以上の世帯)】

単位円 平成22年 平成23年 平成24年
消費支出額 14、516 14、473 14、280
贈与金 7、558 7、518 7、600
他のこづかい 1、366 1、380 1、142
(参考)1日当たりの平均支出額 6、749 6、520 6、566

(出典:総務省統計局統計Today No.66をもとにシミュライズで作成)

 

実際にどれくらいの金額を1人に渡しているのでしょうか?

こちらは住友SBIネット銀行の行った2014年12月の意識調査で2015年お年玉への支出予定額は28,386円(昨年比+1,058円)

となっている。(ネット銀行口座を有するお客様でインターネット調査・回答は1429件)

 

25年10月の人口分布をもとに考えると、5歳から19歳までの子供が30歳から84歳の人があげるとすると、

 

【人口分布 25年10月】

年齢 千人
   0   ~    4  歳 5,239
   5   ~    9 5,361
  10   ~   14 5,790
  15   ~   19 6,047
  20   ~   24 6,205
  25   ~   29 6,869
  30   ~   34 7,623
  35   ~   39 9,060
  40   ~   44 9,667
  45   ~   49 8,406
  50   ~   54 7,734
  55   ~   59 7,731
  60   ~   64 9,666
  65   ~   69 8,699
  70   ~   74 7,596
  75   ~   79 6,302
  80   ~   84 4,762
  85  歳   以   上 4,539

 

その比率は17,198千人/87,246人となる。

住友SBIネット銀行調査の28、386円をすべての30歳から84歳人が払うとすると、5歳から19歳の人が受け取る金額は以下のようになる。

28386円*87246千人/17198千人=144、003円

 

こども一人当たり、14.4万円がこどもの収入となる。お母さんがこっそり抜いていたりするかもしれないが。。。。

 

まあすべての人が28、386円も支払うわけではないので、総務省統計局の平成24年の数字を使うと、贈与金、他の小遣い合計額をもちいて、

7,600円+1,142円=8,742円

この数字が2人以上の家庭の数字なので、

2人で割って、4、371円で計算すると、

4,371円*87246千人/17198千人=22,174円

 

こども一人当たり22,174円ですこし妥当な金額に思えます。

 

いろいろ統計もありますが、ここ数年のお年玉のテーブルを作成してみました。すごいお金持ちのかたはレートを引き上げて使ってください。若い方、収入が低いと思う方は逆にレートを引き下げて使ってください。

 

【シミュライズ年齢別お年玉テーブル】

年齢 レート お年玉金額
1 300 300
2 300 600
3 300 900
4 300 1,200
5 300 1,500
6 450 2,700
7 450 3,150
8 450 3,600
9 450 4,050
10 450 4,500
11 450 4,950
12 450 5,400
13 500 6,500
14 500 7,000
15 500 7,500
16 600 9,600
17 600 10,200
18 600 10,800
19 700 13,300
20 700 14,000
21 700 14,700
22 700 15,400

 年齢別にお年玉金額を決定します。レートは収入により各自考えてみてください。

 

大学生にはあげない、小学校に入る前は上げない等のポリシーを盛り込んで、自分のテーブルを作ってみては?

 

 

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