4Kテレビ、有機液晶テレビ等最新テクノロジーはまだまだ進化してより良いテレビがどんどん出てきてはいますが、日本では地デジの歳の買換え以外あまり大きな買換えブームは到来していません。
業績回復を急ぐSONYから、とうとう4Kに次いで、4Kでさらに画面が湾曲したバージョンが販売を開始します。日本ではなく富裕層の購買力が高い、中国で販売を開始するそうです。
高解像度大画面で囲まれた感じでこんな風景だったら、3D以上にそこにいる感じが味わえるかもしれませんね。。
テレビの寿命
そもそもテレビはどれくらいの期間みんなが使用しているのかを調べてみました。
(出典:統計局主要耐久消費財の買替え状況の推移(一般世帯))
この図によるとテレビの耐久消費年数は9年以上だったものが、平成22年から大きく下がり始め、26年の現在6年近くまで下がってきている。
これは他のどの家電よりも顕著な落ち込みである。
そこで買換えの理由を見てみると、カラーテレビの買い替えの理由として、故障で買い替えたという割合は年々低くなり、24年いは20%近くまで減少。
26年でも以前40%にとどまっている。かなり車の買い替えの数値に近づいてきているのである。
テレビの買換え理由
そこでテレビのみの買換え理由を他のものも含めて見てみると、上位品目、その他(地デジ対応等)、引越しのときに買換えという他の理由が大きく伸びてきていることがわかった。
いまのテレビでは大型化、薄型化、エコ、ハイビジョン対応、3D対応、ハードディスク内蔵、4K対応、有機液晶等様々な機能が短期間に紹介され、地デジ対応という規制による需要、
消費税等による買い急ぎ等もあり、このように故障していないのに買い替える現象が起きているのである。
テレビは9年、10年持つ時代が長く続いていたことを考えると、いまのご家庭のテレビ、まだまだ使えるものかもしれません。
2020年の東京オリンピックあたりまで持たせることが可能であるかもしれません。
またインタ-ネット動画、モバイル機器との連動等のソフト、ハード対応がどんどん進んでくると、新しい形のメディアが進化して、テレビを置き換える新たな家電が出てくるかもしれません。
また新しいメディアが誕生するまでは、テレビの買換え理由が以前のような70%くらいの数値に戻るまでは、テレビがガンガン売れる時代は来ないと思われます。弊社の記事で紹介したChromecastやアップルTVのような分野での
さらなる革新が起こることを期待します。
4Kテレビ
4Kテレビとは表示パネルの画素数が、フルハイビジョンの4倍ある高画質化を追求したテレビ。横(水平画素)が3840(約4000)で、1000は1K (キロ)
地デジやブルーレイなど、4Kに満たない映像を超解像エンジンで4Kに変換した高精細な映像だから、テレビに近づいても粗が気にならないといわれている。今日イオンで確認したが、確かに画像は繊細で美しい。
かなり金額は安くなり買い時がちかいかもしれない。かなり大きめの55インチ以上で、販売されているものをピックアップ!
画面を曲面にしたタイプの新製品を9月にも、中国市場で発売するそうだ。
日本などでは発売すら未定の。中国では富裕層向けの販売が期待できると見て中国で販売を開始する。
各国で販売されるものが変化してきており、大量に同じもので世界の市場を狙うのはどんな家電でも難しくなってきている。