カラオケボックスの店舗数で1,2位を競う、”まねきねこ”で有名なコシダカホールディングスと、”ビッグエコー”で有名な第一興商。人生計画にどれだけ違いがある?初任給から老後資産まで(2018年版)

株式会社コシダカホールディングス(以下コシダカ)と株式会社第一興商(以下第一興商)は共にカラオケボックスで有名です。

コシダカと第一興商の給与を比較するうえで、以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見てブランド時計業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。


それぞれの特徴


【株式会社コシダカホールディング】
1967年(昭和42年)創業の老舗企業。東京都港区に東京本社を置く、カラオケボックス「カラオケ まねきねこ」を運営する株式会社コシダカ、フィットネスチェーン「カーブス」を運営する株式会社カーブスジャパンなどを傘下に持つ持株会社です。

 

【株式会社第一興商】
1971年(昭和46年)創業の老舗企業。東京都品川区に本社を置く、業務用カラオケ・コンテンツ関連の会社で、業務用通信カラオケでは業界最大手。放送事業にも参入しており、レコード会社を子会社として傘下に収めている。カラオケボックス「ビッグエコー」の運営で知られる著名な企業です。

 

業績は?


業績を比べてみましょう。

【連結決算:コシダカ(平成28年8月)、第一興商(平成29年3月)の業績】 (単位:円)

コシダカ
会社
第一興商
512億
売上高
1,406億
443億
前年
1,413億
15.6%
対前年度比
-0.5%
47億
経常利益
225億
19億
当期純利益
111億
21億
包括利益
144億
14.1%
自己資本比率
62.9%

売上高は第一興商がコシダカを上回り、その差は894億円程です。
経常利益も第一興商がコシダカを上回り、その差は178億円です。
成長率は第一興商の-0.5%に対しコシダカは15.6%と、コシダカが上回りました。

売上、利益の規模では、第一興商が優勢、成長性では、コシダカが優勢という結果になりました。

 

初任給


これから就職する方のために、初任給制度を掲載しておきます。

【コシダカ、第一興商ともに募集要項から 初任給(単位:円)】

コシダカ
学歴
第一興商
230,000
大学院卒
203,000
230,000
大学卒
195,000

差額は

  • コシダカが、大学院卒で27,000円、大学卒で35,000円上回っています。

 

年齢ごとの給与


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【コシダカ(平成28年8月)、第一興商(平成29年3月)決算期の比較】

従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
コシダカ 15 1,107 47.0 6.1 7,771
第一興商 1,775 3,348 39.3 10.2 6,092

従業員数は、第一興商が単体で1,760人、連結で2,241人上回っています。
平均年齢は、コシダカが7.7高く、勤続年数は、第一興商が4.1年長いです。
平均年間給与は、コシダカが168万円多いです。

 

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 コシダカ 第一興商 差額(コシダカベース)
25 5,218 3,987 1,231
30 6,457 5,216 1,241
35 7,290 5,783 1,507
40 7,690 6,122 1,568
45 7,758 6,283 1,475
50 7,827 6,434 1,393

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

全ての年齢層でコシダカが第一興商を上回ります。
25歳時が一番差が小さく123万円、40歳時が一番差が大きく157万円の差があります。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社で同じ業種のため上昇率は同じ数字を使っています。

 

生涯給与


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与とは、サラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なく、この会社からの収入のみです。

会社名 コシダカ
コシダカ 2億7,129万円
第一興商 2億1,884万円

企業シムラ―検索

コシダカが第一興商を5,245万円上回っています。


役員報酬


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金

(百万円)

1人あたり総報酬
(百万円)
コシダカ
5 218 0 0 0 43.6
第一興商
10 483 113 96 0 69.2

第一興商がコシダカよりも1人当たりの報酬額(年額)では、25.6百万円多いです。

 

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳85歳のときに残っているかを推計します。

両社共に31歳の方を例に計算を行います。

結果はミライズ(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

コシダカ 第一興商 差額(コシダカベース)
65歳 6,918万円 5,579万円 1,339万円
85歳 6,137万円 5,214万円 923万円

65歳時コシダカが1,339万円(貯蓄可能額が)上回り、これが85歳時に923万円に縮まります

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。
(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

コシダカ五郎(31歳)

第一興商五郎(31歳)

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しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左がコシダカの方、右が第一興商の方です。31歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

 

結論


纏めると以下のような結果です

  • 会社規模では第一興商、成長性ではコシダカが上回り、初任給は、コシダカが大卒で35,000円、大学院卒で27,000円、第一興商を上回ります。
  • 平均年間給与は、コシダカが168万円多く、推定年収は全ての年齢層でコシダカが第一興商を上回ります。その差は、25歳時が一番小さく123万円、40歳時が一番大きく157万円の差があります。
  • 生涯給与(従業員として)は、コシダカが第一興商を5,245万円上回っています。
  • 役員報酬は、第一興商がコシダカよりも1人当たりの報酬額(年額)で、25.6百万円多いようです。 
  • 老後の資産額は、85歳時にコシダカが923万円多いようです。

会社規模、役員報酬では第一興商が上回りましたが、その他の項目、成長性、初任給、平均年間給与、生涯給与、老後の資産でコシダカが上回りました。
そのため今回はコシダカの勝ちとします。

 

ミライズでは今後も様々な企業の人生比較を行っていきます。

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