児童手当の事で困っているの？

だったらFPの僕にお任せだよ！

児童手当のことで困っているみたいだよね？

よかったら話してみてよ。

簡単に言うと、高額な収入がある人の家庭は手当が無くなる場合があるよ。

見分け方は、特例給付という5,000円を受け取っていた家庭の一部。

詳細は内閣府のホームページに書いてあるんだけど、1万円とか1万5,000円受け取っている家庭は影響がないはずだよ。

正確には、年収から計算する所得っていう金額で区別するんだ。

その所得が決まった金額を超えたら受け取れなくなるし、逆に所得が下がって決まった金額におさまるようになったら受け取れるようになるよ。

児童手当制度の所得を計算するには、源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」をベースに控除っていう法律で決まった金額を引いて計算するんだ。

計算方法は次の通りだよ。

所得の計算方法：
給与所得控除後の金額-10万円-控除-8万円

家族構成や適用できる控除はこれでいい？

＜家族構成＞
・夫（40歳、年収700万円）
・妻（32歳、年収200万円）
・子ども　1人（4歳）

＜適用できる控除＞
・なし

もし、扶養人数が増えたら1人当たり38万円（高齢者の場合は1人当たり44万円）加算してね。

ちなみに、児童手当でカウントする扶養人数は中学生までの子どもの人数と、年末調整などで申告する扶養人数の合計だよ。

控除額が大きくなれば、収入から引ける金額が大きくなるから、所得が減るんだ。

たとえば、小規模共済等掛金控除。

会社員だと確定拠出年金の拠出金もが対象になるよ。所得を下げつつ、資金準備ができるかも。

例えば、文部科学省の調査をもとに、幼稚園から高校までの平均費用をまとめたものが次の表。

この表は授業料だけじゃなくて、学校の教材費や習い事の費用も入っているよ。

日本学生支援機構の調査で大学などへ払う金額と生活費の合計の平均だよ。

総額で見ると高額だけど、一度に準備するわけじゃないし。

この中から計画的に準備しなきゃいけない金額を出して、それを準備していくんだ。

例えば、今子どもが私立の幼稚園に通っているでしょ？その費用は事前に準備した？

表3と表4の費用がかかるとしたら、小学校までは事前に準備しなくても問題なさそうじゃない？

足りないのは、中学の年間80万円、高校の年間40万円、大学の年間70万円位かな。トータル10年間で640万円。

児童手当を貯金していくと、それだけで200万円くらいになるよ。

それと、学資保険って契約している？

もし契約していたら、受け取れる保険金がそのまま学費に使えるよね？

あとは、晶子や夫の会社で財形貯蓄が利用できるなら、活用してもいいかも。

それと、投資に興味あるなら一部をNISAで運用するっていう方法もあるよ。
ただ投資は、投資した金額より運用後の金額の方が少なくなる場合もあるから、気を付けてね。