子供が小学校に入学してから卒業までにどのくらいの教育費がかかるか気になる方も多いのではないでしょうか。
公立小学校か私立小学校であるかといった違いによって、教育費にも大きく差が生まれるものです。
本記事では、公立私立別で小学校卒業までにかかる教育費についてご紹介します。
本記事を読めば、子供の教育費について理解できるため、ぜひとも今後の生活設計の参考にしてみてはいかがでしょう。
公立の小学校で卒業までにかかる教育費はどのくらい?
公立小学校へ進学した場合に、卒業までにかかる教育費はどのくらいでしょうか。
公立小学校の教育費について以下の通りご紹介します。
・学年別!公立小学校の教育費用を見てみよう
・学校外の学習費用はどのくらいかかる?
学年別!公立小学校の教育費用を見てみよう
公立小学校へ入学した場合に卒業までにどのくらいの教育費がかかるでしょうか。
文部科学省の実施した「平成30年度子供の学習費調査」によると公立小学校に進学した場合の学年別の学習費総額は以下の表の通りとなっています。
公立小学校の学年別学習費総額 |
|
1年生 | 350,860円 |
2年生 | 263,310円 |
3年生 | 292,950円 |
4年生 | 309,617円 |
5年生 | 339,132円 |
6年生 | 370,940円 |
合 計 | 1,926,809円 |
公立小学校の場合であっても6年間合計1,926,809円の教育費がかかるようです。
平均すると1年間に321,134円の教育費がかかるものであり、思っていた以上に費用がかかると感じた方も多いことでしょう。
義務教育のため、授業料や教科書代といった費用はかからないものの、給食費や学用品・日常の習い事での費用がかかっているようです。
学校外の学習費用はどのくらいかかる?
公立小学校における学年別学習費総額について上記の通りご紹介しましたが、学校外の学習における費用はどの程度となっているでしょうか。
文部科学省の実施した「平成30年度子供の学習費調査」によると、学校外の費用額は以下の通りです。
公立小学校の学校外費用の平均額 |
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合計額 |
内訳 | |
補助学習費 | その他の学校外活動費 | |
214,451円 | 82,469円 | 131,982円 |
年間平均32万円の学習費総額に対し、約65%程度が学校外での学習にかかる費用となっています。
学習塾への支出や各種習い事などの費用が必要となっているのが現状です。
私立の小学校で卒業までにかかる教育費はどのくらい?
私立小学校の入学した場合、卒業までにかかる教育費はどのくらいになるでしょうか。
私立小学校に入学した場合の教育費について以下の通りご紹介します。
・学年別!私立小学校の教育費用を見てみよう
・学校外の学習費用はどのくらいかかる?
学年別!私立小学校の教育費用を見てみよう
私立小学校に入学した場合、卒業までにかかる費用はいくらぐらいかかるのでしょうか。
文部科学省の実施した「平成30年度子供の学習費調査」によると私立小学校に進学した場合の学年別の学習費総額は以下の表の通りとなっています。
私立小学校の学年別学習費総額 | |
1年生 | 1,892,002円 |
2年生 | 1,366,148円 |
3年生 | 1,415,910円 |
4年生 | 1,497,087円 |
5年生 | 1,630,684円 |
6年生 | 1,790,314円 |
合 計 | 9,592,145円 |
小学校6年間にかかる教育費の総額は9,592,145円であり、公立小学校と比較すると約5倍の費用がかかるでしょう。
学校外の学習費用はどのくらいかかる?
私立小学校における学年別学習費総額についてご紹介しました。
では、学校外の学習費用にはどのくらいかかるでしょうか。
文部科学省の実施した「平成30年度子供の学習費調査」によると、私立小学校に入学した場合の学校外の費用額は以下の通りです。
私立小学校の学校外費用の平均額 | ||
合計額 |
内訳 | |
補助学習費 | その他の学校外活動費 | |
646,889円 | 348,385円 | 298,504円 |
私立小学校の学習費用総額の年間平均額1,598,690円から考えると約40%の支出となっています。
また、公立小学校の学校外費用の平均額と比べて約3倍であり、かなり高額であることが分かるでしょう。
公立と私立の教育費の差を理解したうえで生活設計しよう
本記事では、公立小学校と私立小学校の教育費についてご紹介してきました。
私立小学校に入学した場合、公立小学校と比較して約5倍もの教育費が必要です。
また、公立・私立ともに単純な学校の費用だけではなく、学校外での学習費用も必要となってきます。
今後の生活設計を考えるには、それぞれの教育費がどの程度かかるかをしっかりと理解したうえで検討するようにしましょう。