共にメガバンクグループとして有名な三井住友フィナンシャルグループと三菱UFJフィナンシャル・グループ。就職するならどちらがお得?(2019年入社版)

株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下SMBC)と株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下MUFG)は、共に国内大手で有名なメガバンクを筆頭とする総合金融グループです。

SMBCとMUFGの給与比較をするうえで以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見て、人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

それぞれの特徴は何でしょう?


【株式会社三井住友フィナンシャルグループ】
2002年12月設立の三井住友銀行、三井住友カード、三井住友ファイナンス&リース、日本総合研究所、SMBC日興証券、SMBC信託銀行、三井住友アセットマネジメント等のグループ企業を傘下に置く金融持株会社です。

【株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ】
2005年10月三菱東京フィナンシャル・グループとUFJホールディングスの合併により誕生。三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJリース、三菱UFJニコスなど主要中核5社を中心としたグループ企業を傘下に置く金融持株会社です。

 

業績はどうでしょう?


業績も比べておきましょう。

【連結決算:平成29年3月の業績】 (単位円)

SMBC
会社
MUFG
51,332億
売上高
59,796億
47,721億
前年
57,144億
7.6%
対前年度比
4.6%
10,059億
経常利益
13,608億
7,065億
当期純利益
9,264億
9,661億
包括利益
3,306億
4.92%
自己資本比率
5.03%

売上高はMUFGがSMBCを上回り、その差は8,464億円です
経常利益でもMUFGがSMBCを上回り、その差は3,549億円です。
成長率はMUFGの4.6%に対しSMBCは7.6%と、こちらはSMBCが上回ります。

売上、利益ではMUFG、成長率ではSMBCという結果になりました。

 

初任給を比べてみましょう!


これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。

【募集要項による2019年予定額、SMBCは三井住友銀行、MUFGは三菱UFJ銀行 初任給(単位:円)】

SMBC
学歴
MUFG
230,000
大学院了
230,000
205,000
大学卒
205,000

SMBC、MUFG共に初任給は同じです。国内の銀行は、業態ごとに初任給が大体横並びです。

 

年齢ごとの給与を比べてみましょう!


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【平成29年3月決算の比較】

会社名 従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
SMBC 421 77,205 39.3 14.8 12,514
MUFG 2,154 115,275 40.7 16.1 10,654

従業員数は、単体でも連結でも、グループ企業数で勝るMUFGが上回ります。その差は単体で1,733人、連結で38,070人です。
平均年齢もMUFGが1.4歳高く、勤続年数もMUFGが1.3年長いです。
平均年間給与はSMBCが186万円多いです。

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 SMBC MUFG 差額(SMBCベース)
25 7,776 6,499 1,278
30 9,840 8,223 1,617
35 11,538 9,642 1,896
40 12,631 10,555 2,075
45 13,959 11,665 2,294
50 14,700 12,285 2,415

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

全ての年齢層で、SMBCがMUFGを上回ります。
その差は、25歳時が一番小さく128万円、50歳時が一番大きく242万円となります。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社で同じ業種のため、上昇率は同じ数字を使っています。



生涯給与はどれくらい?


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

会社名 生涯給与
SMBC 4億5,722万円
MUFG 3億8,210万円

企業シムラ―検索

SMBCがMUFGを7,512万円上回っています。

 

役員報酬はどれくらい?


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金 1人あたり総報酬
(百万円)
SMBC 10 295 70 33 0 39.8
MUFG 5 234 32 58 0 64.8

MUFGが、SMBCよりも1人当たりの報酬額(年額)で、2,500万円多いです。

 

生涯で形成する資産はどれくらい?


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

両社共に31歳の方を例に計算を行います。

結果はミライズ(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

SMBC MUFG 差額(SMBCベース)
65歳 15,030万円 12,076万円 2,954万円
85歳 13,554万円 10,484万円 3,070万円

65歳時にSMBCが2,954万円(貯蓄可能額が)上回り、これが85歳時に3,070万円に広がります。

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。
(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

三井住友フィナンシャル五郎(31歳)

三菱UFJフィナンシャル五郎(31歳)

og:image / twitter:image

 

しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左が三井住友フィナンシャルグループの方、右が三菱UFJフィナンシャル・グループの方です。31歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

 

結論


纏めると以下のような結果です

  • 初任給は共に同じです。
  • 平均年間給与は、SMBCが186万円上回り、推定年収も全ての年齢層でSMBCが上回ります。その差は、25歳時が一番小さく128万円、50歳時が一番大きく242万円となります。
  • 生涯給与(従業員として)は、SMBCが7,512万円多いようです。
  • 役員報酬は、MUFGが1人当たりの報酬額(年額)で2,500万円多いようです。 
  • 老後の資産額では、85歳時にSMBCが3,070万円多いようです。

会社規模では、グループ企業の多いMUFGが勝りますが、
給与、生涯資産等の従業員の待遇面では、SMBCが勝ります。
そのため、今回はSMBCの勝ちとします。

 

 

ミライズでは今後も様々な企業の人生比較を行っていきます。

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