とうとう給食費にも値上げの波が昨年よりも増して押し寄せてきている。

昨年も運送費の上昇、輸入品を中心とした食材費の高騰で値上げを断行した地域も多かったのだが、まだ据え置いた地域も多かった。

しかし今年に入りそういった地域でも値上げを余儀なくされるところが目立ってきた。 

以下の比較表を見てもらいたい。給食に使われる食材等の値上がり状況だ。

食材の値上がり具合 

  【給食で使われる食材の値上がり　単位円】

この状況をみると給食の値上がりも仕方ないと思うかもしれないが、給食は決して安くない。

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平均的な給食費

 先日（2/13）文部科学省の発表した 学校給食実施状況等調査では平成25年5月1日現在では以下のようになっている。

このサイトで最も読者の方の多いエリアを見てみよう。

第1位　東京港区の給食代を見てみると、

第２位の神奈川県横浜市では

小学校（全学年）で一律4,000円である。

横浜市、川崎市、横須賀市など大半の市町で完全給食実施率0％で中学以上では給食がない。

この２つのエリアでは値上げはいまだ掲載されていない。

そこでおとうさんのお昼ごはん代

東京都内のお弁当店「ほっともっと」の「のり弁」はいくらであろうか？

価格 330円　(税抜：306円)で、しかも｢平日、昼割。｣対象商品で平日の10時から15時ならなんと330円→300円と割引になる。

消費税抜きで考えると、中学生の給食代とほぼ一緒になっている。

お父さんよりも子供が優先なのは確かですが...。

お父さんの昼ご飯はデフレ継続だ。

近頃値上げを公表している地域は以下のようなエリアだ。 

埼玉県川越市 （値上げ　平成27年度４月）

改定後の給食費用は

小学校　月額4,350円（350円アップ､8.75％上昇）　

中学校　月額5,250円（350円アップ、7.14％上昇）

福岡県久留米市（値上げ　平成27年度４月）

改定後の給食費用は

小学校　月額4,100円（500円アップ､13.9％上昇）

中学校　月額4,600円（500円アップ、12.2％上昇）

大阪府茨木市（値上げ　平成27年度４月）

改定後の給食費用は

福岡県福岡市（値上げ　平成27年度４月）