海外マーケットは依然リセッション先送り相場の楽観に包まれているように感じられるが、
本邦マーケットに限っては、通貨先物 Japanese Yenの円買い当業者玉が増え、株価指数先物 NK225の売り当業者玉が増えている。
VIXはやや買い当業者玉が増え短・中期的にはボラティリティの上昇場面が想定されるが、ドルインデックスやS&P500に関しては、極端なポジションの傾きは見られないので、
現時点では、ドル円と日本株に限って、少し調整しやすい状態になったと感じられる。
本日のマーケット情報は「米中貿易摩擦を懸念」の論調が多いと考えられるが、買い劣勢&売り優勢のポジション状況を重視し、来週もこの地合いが続くか注視していきたい。
なぜなら、リターンに対し、ボラティリティのトレンドが一旦発生したら、少し走ってしまうケースがあるからだ。
1.Japanese Yenの円買い当業者玉が増えている
出典:https://www.barchart.com/
2.VIXの買い当業者玉が増えている
出典:https://www.barchart.com/
2.AIによるボラティリティ予測
一方、最近チェックしているAIによるボラティリティ予測値は、SP500もNK225もまだ上昇の兆しを察知していないようだ。
1) SP500のボラティリティ予測(ピンク線)
2) NK225のボラティリティ予測(グリーン線)
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