米国CMEの為替投機筋ポジションを報告しているが、今週から参考までに日経225の投機筋ポジションも報告をしていく。
米国を中心とした海外の投資家が日本株をどのように見ているのか、ドルベースの先物と、円ベースの先物ではどのような動きに差異があるかを見ていきましょう。
日本株は行ったり来たりしながらも、なかなか粘り強く2万円以上をキープしているが。。。
CME日経225インデクスのポジションはかなり大きなロングを未だキープしているものの、やや減少傾向が見えてきている。
年初来からは大きく円ベースでのロングが減少する中、ドルベースでは9400枚以上の積み増しが行われている。
両者とも前週比では大きくロングが減少している。
種類 | 2015/6/9 | 前週比 | 年初来 |
ドルベース | 11,554 | -971 | 9483 |
円ベース | 25,977 | -5530 | -19,327 |
[SetAd category ="I"]
【図1:2007年当初からのCME日経225インデクス投機筋ポジションの推移】
【図2:直近の24週間のCME日経225インデクス投機筋ポジションの推移】
このところ急激にロングの解消が進んできている。
現在は円ベースでは30,000を大きく割り込み、ドルベースでは10,000近辺をさまよっている。
まだ期待は捨てていないが、少しづつピークに入りつつあるとの見方か。