今日は銀行員対決についてまとめてみた。
みずほ銀行、三井住友銀行、東京三菱UFJ銀行、りそな銀行が都市銀行と呼ばれるメガ規模の銀行です。
銀行は経済・金融の仲介者として大変重要な役割を担っていますが、銀行員生活はどうなのでしょうか?
お金を扱う職業なだけに、給料もすごくいいのでしょうか?かなりもう前になってしまいましたが、半沢直樹の家庭がとても印象的でしたが、あんな感じなのでしょうか?
ブラック/ホワイト企業チェック!
会社の財務指標等はよく比較されますが、就職する学生や社員にとっての会社の評価は公表されません。
株主にとって、顧客にとって、社会にとって良い企業は従業員にも良い企業であるはず。
評価の基軸はいろいろですが、以下のようなポイントで今回評価をしてみたので、ご覧いただきたい。
なお、弊社ではブラック/ホワイト企業分析も行っており、公表しています。銀行も探してみてください。
また生涯賃金は2014年度版が公表されています。生涯賃金ランキング
みずほや三井住友も仕事は大変そうですが、待遇面は他業種比かなり良好で当然ながらブラック企業ではないようです。
役員報酬チェック!
三井住友フィナンシャルグループの役員報酬は
取締役のみ(社外取締役は含まない)で以下のようになっている。
戦いに勝ち残って役員までいくとここまで給料がアップしていきます!
【役員報酬の詳細 単位百万円】
支給人数 | 報酬の総額 | 基本報酬 | ストックオプション | 賞与 | |
みずほ | 11 | 170 | 133 | 35 | 0 |
三井住友 | 9 | 402 | 288 | 29 | 84 |
平均にすると、以下のようになる。
【役員報酬の比較】
みずほFG : 15.45百万円*
三井住友 : 44.67百万円
*2013年10月末に発表しているが、みずほ銀行がオリエントコーポレーション(オリコ)の提携ローンを通じて行った暴力団組員らへの融資を放置していた問題でみずほFGと銀行の関係役員42人の報酬を1─6カ月間、5─40%減額しているため、大幅に低めになっている。
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両者(社)の未来図チェック!
みずほ銀行を代表してみずほフィナンシャル 四郎 (35歳)、三井住友銀行代表で、三井住友フィナンシャル 四郎 (35歳)を比較している。
共に35歳、それぞれの企業に同期で入り、平均的なパフォーマンスをしているものとする。
自分の将来を見て、考えるシステム”シミュライズコア”を使っているので、ぜひ実際のデータを見て、一緒に考えてほしい。
シミュライズ・コアへGO!
公表されている両社の情報をもとに、弊社で作成した人生モデルを使い、計算をしてみた。我々は企業のデータから創り出されたサンプル人格(シムラ―)を企業シムラ―と呼んでいる。 シミュライズ・コアのそれぞれの企業シムラーへのリンクはこちら。
クリックすると具体的ななデータを見ることができます。
今日はこの2社を比較してみたが、他の上場会社、職種でもトライしてみてほしい。就職、転職、キャリアアップ、独立いろいろなことを考えるベースとして活用してほしい。
みずほフィナンシャル 四郎様の貯蓄結果
給与(現在) | 832万円 |
資産65歳 | 4,934万円 |
資産85歳 | 2,484万円 |
三井住友フィナンシャル 四郎様の審査結果
給与(現在) | 1,110万円 |
資産65歳 | 7,476万円 |
資産85歳 | 3,507万円 |
将来時点での貯蓄差は以下のようになっています。
三井住友フィナンシャル 四郎-みずほフィナンシャル 四郎
資産65歳 | 2,542万円 |
資産85歳 | 1,023万円 |
両者(社)の差異について、何が差額で買えるか?
両者の貯蓄額、支出の違いをみてみましょう。
またバリバリ働く世代、子育て等費用も多くかかる35歳から55歳までの20年間でのできる貯蓄の差異は
2,335万円
年間支出の差異も歳をとるごとに増加し、55歳時点で
最大年間128万円となる。
これだけの情報を見ると、お金の面では、
三井住友フィナンシャル 四郎様が、
- 貯蓄額でワンルームマンション1室
例えば、サンクレイドル昭島III ファミリータイプ 1,900万円台(税込)より
(出所:アットホーム)
- 年間支出で軽自動車1台分(年によって変わりますが、毎年購入)
例えばこんな車が毎年買えます。(当然税金等維持費は考えていませんが。。。。)
稼げることになります。
(ここの支出を抑えれば、さらに貯蓄に回せるので、みなさんもシミュライズコアで試算してみてください。)
しかしこの差は大きく変えられます
両社とも恵まれた雇用環境ではありますが、今回は三井住友フィナンシャル 四郎様に有利な結果となりました。
しかし実際の支出の個人差は大きく、性格や家族構成、環境、病気の有無、教育費のかかり方等たくさんの要因によってきまります。
これだけある差異も子供の教育費、病気のコスト等の個人差を加えると随分と変わってしまいます。
やはり使い方、貯め方、そして運用の仕方により、この差異をはるかに上回る額をセーブできたりします。
さあシミュライズでぜひご一緒に人生勉強していきましょう。
ぜひシミュライズコアであなたに似た人を探し、登録をして、分析を開始しましょう。
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いろいろな上場会社、色々な条件で比較しながら、人生プランを考えていきます。
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