鍋シリーズはすでに4回目。冬本番前にあと数本お届けできるかと思います。
- 1回目は「ふぐ」鍋(てっちり)
- 2回目は「きりたんぽ」鍋
- 3回目は「あんこう」鍋
今回はもうすでに鍋が美味しくなった東北の代表から一つ。青森の今日の温度は記事を書いている時点でいま7度です。こんな寒い日は鍋ですが、青森にはこの名物があります。
せんべい汁!せんべいは汁用のせんべいがあります。
八戸せんべい汁とは?
せんべい汁のせんべいは以下のような感じです。普通のせんべいとは違い「かやき煎餅(おつゆ煎餅・鍋用煎餅)」(下図)を醤油味の出汁に入れて食べる。
せんべいだけでも売っています。
こんな感じでふやけたせんべいがもちもちで汁をすってさらにうまい!すいとんのややハードバージョン?
すいとんと餅のハイブリッド?・・・とにかくもちもちです。
せんべい汁について歴史と食べ方をを少々・・・・
せんべい汁は、江戸時代後期の天保の大飢饉の頃に八戸藩内で生まれたとされる。その後200年余りに渡って現在の南部地方一帯で食べられてきた。
せんべい汁には、南部煎餅の中でもせんべい汁の具にすることを前提に焼き上げた「かやき煎餅(おつゆ煎餅・鍋用煎餅)」を使用する。
これを手で割ったものを、一般的に醤油ベース(味噌・塩ベースもある)の鶏や豚の出汁でごぼう、きのこ、ネギ等の具材と共に煮立てる。
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青森県八戸市のふるさと納税
このせんべい汁がふるさと納税で楽しめるのが、青森県八戸市
青森県八戸市はここです↓
青森県八戸市でふるさと納税をすると、寄附金額1万円以上10万円未満で以下のセットが選択できます。
1 八戸せんべい汁セット(2人分)シャモロック地鶏肉入り
青森八戸市のふるさと納税のホームページ
青森の「シャモロック」ってなに?
青森シャモロックについてすこし調べてみると・・・・
青森シャモロックとは、青森県畜産試験場が20年の歳月をかけて交配した高品質な地鶏。
全て平飼い(放し飼い)で、一般のブロイラーの2倍の期間をかけてじっくりと育てます。
奥深い味わいで濃厚なダシが出るほか、ピアノ線のごとき繊細な食感が特徴で、市場からは名古屋コーチン、比内地鶏と同等の評価を受けています。
また、宮内庁管轄の御料牧場へひなが出荷されている唯一の地鶏でもあります。
美味しさのデータ
鶏肉の美味しさはグルタミン酸とイノシン酸の含有量で決まります。青森シャモロックは、この値が有名地鶏よりも高いのが特長です。
市場からは名古屋コーチン、比内地鶏と同等の評価を受けています。
鶏の種類 | グルタミン酸含量 (μg/g) |
イノシン酸含量 (μg/g) |
---|---|---|
青森シャモロック | 109.0 | 5.28 |
有名地鶏 | 79.4 | 5.17 |
一般の食肉用鶏 | 108.3 | 4.52 |
提供:青森県畜産試験場養鶏部
うーんうまそうだ。。名古屋コーチンと比内鶏とライバルだなんて。
青森県八戸市はそれだけではないぞ!
いちご煮 2缶セット ~ウニとアワビの潮汁も同じく1万円の寄付から選択可能だ!これもうまそう。
なかよし 440g(いか珍味)チーズといかのハーモニー ⇒これがいちばん気になった!
ふるさと納税とは
都道府県・市区町村に対して寄附(ふるさと納税)をすると、寄附金のうち2千円を超える部分について、一定の上限まで、原則として所得税・個人住民税から全額が控除される。
詳細については総務省の → 「ふるさと納税とは」 制度の概要を参照ください。
シミュレーション用のエクセルも用意されている。
この給与水準、扶養関係、寄付額だと30,000円寄付しても、実質負担額は2000円のみ!
従って上の伊勢海老は30,000円寄付しても、実質は2,000円の負担で、受け取れるのだ。
お得な制度、しっかりシミュライズでもフォローしていきたい。
ふるさと納税の将来の変更点
アベノミクスの地方創生の一環でふるさと納税はより 使いやすくなりそうだ。
いまの制度では所得税と住民税が減額されるので、源泉徴収された所得税の一部を返してもらうためには確定申告が必要であった。
政府の案ではこれを住民税に一本化した上で、減額の上限を住民税の所得割の2割に広げるようです。
住民税は、年末調整と確定申告で確定した所得をもとに税額を確定させて、翌年に源泉徴収するので
、寄付を受けた自治体が住んでいる自治体に寄付の金額を通知すれば、確定申告は必要なくなります。
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ふるさと納税でもらえるお礼の品の価値
ふるさと納税で地方自治体のパートナー企業がどの程度の金額の品を提供しているかのか?
ある自治体を例に見てみよう。
ときどき以下のような表がパートナー企業向けに公開されている。
【パートナー企業の特産品提供目安】
区分 | お礼の品の価格(目安) | 町負担額 |
---|---|---|
寄付金5,000円以上10,000円未満 | 2,500円相当(税/送料込) | 2,500円 |
寄付金10,000円以上30,000円未満 | 5,000円相当(税/送料込) | 5,000円 |
寄付金30,000円以上50,000円未満 | 15,000円相当(税/送料込) | 15,000円 |
寄付金50,000円以上100,000円未満 | 25,000円相当(税/送料込) | 25,000円 |
寄付金100,000円以上300,000円未満 | 40,000円相当(税/送料込) | 40,000円 |
寄付金300,000円以上500,000円未満 | 90,000円相当(税/送料込) | 90,000円 |
寄付金500,000円以上1,00,000円未満 | 150,000円相当(税/送料込) | 150,000円 |
寄付金1,00,000円以上 | 300,000円相当(税/送料込) | 300,000円 |
これを見ると、ほぼ寄付金の半額をお礼の品として提供。
その品の費用は市町村が負担してくれるという形になっている。
従って、家族構成、年収にもよりますが、
50,000円の寄付額で、25,000円相当のものがもらえ、実質負担額は2,000円なので、
2000円で25,000円相当の品を購入するのと同じ効果がある。
また金額の階級を見ると、なるべくその階級の最低額、寄付金50,000円以上100,000円未満となっていたら、
50,000円の寄付で同じものがもらえるので、その階級の最低金額を寄付するのがメリットが大きいようだ。
(自治体の金額階級の設定に寄ります。)
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