チェーンストア2020年12月販売統計〜食料品と住関品の動きが好調で前年同月比プラス2.7%〜

日本チェーンストア協会が1月21日に発表した2020年12月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比プラス2.7%となりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業56社、約10,975店舗の販売額を集計しており、12月の総販売額は12,778億円と前年を上回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア

 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率

(注)前年同月比変化率は既存店ベース

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
「食料品」と「住関品」を除くの項目マイナス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、新型コロナウイルス感染症感染拡大による外出自粛や年末年始の行動自粛などにより内食化需要が増え食料品は好調だったため、12は全体として前年比プラス4.0%です。

好調 項目 不調
じゃがいも、玉ねぎ、長ねぎ、人参、かぶ、春菊、蓮根、ごぼう、きのこ類、ぶどう、みかん、いちご、りんご、アボカド、バナナ、カットフルーツ 農産品 白菜、キャベツ、レタス、トマト、ほうれん草
牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵、ハム・ソーセージ 畜産品
刺身、刺身盛合わせ、まぐろ、たい、ぶり、サーモン、うなぎ、牡蠣、冷凍カニ、数の子、干物、魚卵、冷凍魚、 水産品 さんま、いわし、さば
スナック、揚物、焼物、中華、洋総菜、弁当、寿司 惣菜 和総菜
乳製品、牛乳、冷凍食品、インスタント麺、餅、練物、パスタ関連、漬物、調味料、嗜好品、ケーキミックス、菓子類、酒類 その他食品 米、飲料、ヨーグルト、パン類、アイスクリーム

衣料品(グラフ赤線)は外出自粛などにより苦戦したため、12月は前年比マイナス7.7%です。

好調 項目 不調
カジュアルシャツ、トレーナー、アウター、ボトム 紳士衣料 スーツ、コート、セーター、スラックス、ドレスシャツ、ポロシャツ
パンツ、ニット、ボトム 婦人衣料 フォーマル、コート、トレーナー
紳士・婦人リラクシングウェア、紳士・婦人・子供インナー、子供アウター、子供靴 その他衣料・洋品 紳士・婦人パジャマ、子供衣料、ストッキング、靴下、靴・鞄、傘

住関品(グラフ緑線)は動きは良かったから前年比プラス4.3%です。

好調 項目 不調
キッチン用品、バス用品、ウェットティッシュ、ペーパータオル、ラップ類、ゲーム機、書籍、エコバッグ、ポリ袋、大人・子供おむつ、年賀状・印刷 日用雑貨品 ランドセル、ステンレスボトル、土鍋、タオル、たばこ
ハンドソープ、マスク、フェイスケア、ボディケア、体温計、台所用洗剤、衣料用洗剤、住居用洗剤、カイロ、殺虫剤 医薬・化粧品 カウンセリング化粧品、風邪薬
オフィスチェア・デスク、座椅子、リビング簡易収納家具、キッチン収納整理用品、羽毛布団、敷布団、敷パッド、毛布 家具・インテリア タンス類、マットレス、カーペット、カーテン、クッション、インテリア小物
エアコン、セラミックヒーター、調理家電、空気清浄機、加湿器、乾電池 家電製品 冷蔵庫、洗濯機、液晶テレビ、パソコン、こたつ関連
電動自転車、アシスト自転車、スポーツウェア、ペットフード その他商品 キャリーケース

サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.3%でした。

食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.1%でした。



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