2020年7月鉱工業生産指数は86.6、前月比プラス8.0%と2か月連続の上昇~

経済産業省が発表した2020年7月の鉱工業生産指数(2015年=100,季節調整済み)速報値は前月比プラス8.0%の86.62か月連続の上昇となりました。

 

産は持ち直しの動き


2020年7月は生産、出荷は上昇在庫、在庫率は低下でした。
製造工業生産予測調査によると、8月、9月とも上昇予測しています。

そのため基調判断は、「生産は持ち直しの動きがみられる」としました。

【基調判断の推移】

年月
基調判断
平成27年9月~平成28年5月
「生産は一進一退」
平成28年6月~7月
「生産は一進一退だが、一部に持ち直し」
平成28年8月~10月
「生産は緩やかな持ち直しの動き」
平成28年11月~平成29年10月
「生産は持ち直しの動き」
平成29年11月~平成29年12月
「生産は持ち直している」
平成30年1月~6月
「生産は緩やかに持ち直している」
平成30年7月~9月
「生産は緩やかに持ち直しているものの、一部に弱さがみられる」
平成30年10月~12月
「生産は緩やかに持ち直している」
平成31年1月~2月
「生産は足踏みをしている」
平成31年3月
「生産はこのところ弱含み」
平成31年4月~令和元年7月
「生産は一進一退」
令和元年8月~9月
「生産はこのところ弱含み」
令和元年10月~12月
「生産は弱含んでいる」
令和2年1月~2月
「生産は一進一退ながら弱含んでいる」
令和2年3月
「生産は低下している」
令和2年4月~5月
「生産は急速に低下している」
令和2年6月
「生産は下げ止まり、持ち直しの動きがみられる」
令和2年7月
「生産は持ち直しの動きがみられる」


生産・出荷・在庫動向


生産は、前月比8.0%の上昇でした。

業種別にみると、自動車工業、その他工業、鉄鋼・非鉄金属工業等が上昇し、生産用機械工業、輸送機械工業(除.自動車工業)、石油・石炭製品工業が低下しました。

上昇した品目:

  • 普通乗用車
  • 駆動伝導・操縦装置部品
  • 自動車用エンジン
  • 乗用車用タイヤ
  • 工業用ゴム製品
  • 平版印刷(オフセット印刷)

低下した品目:

  • 金型
  • 個装・内装機械
  • 印刷機械等
  • 軽油
  • 重油等

出荷は、前月比6.0%の上昇でした。
業種別にみると、自動車工業、鉄鋼・非鉄金属工業、電気・情報通信機械工業等が上昇し、輸送機械工業(除.自動車工業)、生産用機械工業、石油・石炭製品工業が低下しました。

在庫は、前月比▲1.6%の低下でした。
業種別にみると、鉄鋼・非鉄金属工業、無機・有機化学工業、化学工業(除.無機・有機化学工業・医薬品)等が低下し、自動車工業、電気・情報通信機械工業が上昇しました。

注:▲はマイナスを示す。

平成27年=100
項目
季節調整済指数 原指数
指数 前月比(%) 指数 前年同月比(%)
生産 86.6 8.0 89.8 ▲16.1
出荷 85.3 6.0 87.5 ▲17.1
在庫 99.2 ▲1.6 101.1 ▲4.9
在庫率 125.9 ▲8.8 126.4 17.8

 

【生産・出荷・在庫の推移】

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(備考)2015年=100、季節調整済指数

 

 

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