2020年6月鉱工業生産指数は80.8、前月比プラス2.7%と5か月ぶりに上昇~

経済産業省が発表した2020年6月の鉱工業生産指数(2015年=100,季節調整済み)速報値は前月比プラス2.7%の80.85か月ぶりに上昇となりました。

 

産は持ち直しの動き


2020年6月は生産、出荷は上昇、在庫、在庫率は低下でした。
製造工業生産予測調査によると、7月、8月とも上昇予測しています。

そのため基調判断は、「生産は下げ止まり、持ち直しの動きがみられる」としました。

【基調判断の推移】

年月
基調判断
平成27年9月~平成28年5月
「生産は一進一退」
平成28年6月~7月
「生産は一進一退だが、一部に持ち直し」
平成28年8月~10月
「生産は緩やかな持ち直しの動き」
平成28年11月~平成29年10月
「生産は持ち直しの動き」
平成29年11月~平成29年12月
「生産は持ち直している」
平成30年1月~6月
「生産は緩やかに持ち直している」
平成30年7月~9月
「生産は緩やかに持ち直しているものの、一部に弱さがみられる」
平成30年10月~12月
「生産は緩やかに持ち直している」
平成31年1月~2月
「生産は足踏みをしている」
平成31年3月
「生産はこのところ弱含み」
平成31年4月~令和元年7月
「生産は一進一退」
令和元年8月~9月
「生産はこのところ弱含み」
令和元年10月~12月
「生産は弱含んでいる」
令和2年1月~2月
「生産は一進一退ながら弱含んでいる」
令和2年3月
「生産は低下している」
令和2年4月~5月
「生産は急速に低下している」
令和2年6月
「生産は下げ止まり、持ち直しの動きがみられる」


生産・出荷・在庫動向


生産は、前月比2.7%の上昇でした。

業種別にみると、自動車工業、生産用機械工業、プラスチック製品工業等が上昇し、無機・有機化学工業、パルプ・紙・紙加工品工業、その他工業等が低下しました。

上昇した品目

  • 普通乗用車
  • 軽乗用車
  • 自動車用エンジン
  • ガソリン
  • 軽油等

低下した品目

  • ポリプロピレン
  • フェノール
  • 合成アセトン
  • 印刷用紙(塗工)
  • 段ボール原紙
  • 製紙パルプ等

出荷は、前月比5.2%の上昇でした。
業種別にみると、自動車工業、輸送機械工業(除.自動車工業)、生産用機械工業等が上昇し、鉄鋼・非鉄金属工業、電子部品・デバイス工業、パルプ・紙・紙加工品工業が低下しました。

在庫は、前月比▲2.4%の低下でした。
業種別にみると、自動車工業、電子部品・デバイス工業、鉄鋼・非鉄金属工業等が低下し、無機・有機化学工業、石油・石炭製品工業が上昇しました。

注:▲はマイナスを示す。

平成27年=100
項目
季節調整済指数 原指数
指数 前月比(%) 指数 前年同月比(%)
生産 80.8 2.7 83.5 ▲17.7
出荷 80.8 5.2 83.3 ▲16.3
在庫 100.8 ▲2.4 101.4 ▲3.4
在庫率 138.2 ▲7.0 136.1 22.7

 

【生産・出荷・在庫の推移】

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(備考)2015年=100、季節調整済指数

 

 

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