チェーンストア2020年3月販売統計〜食料品の動きが好調で、前年同月比プラス0.8%〜

日本チェーンストア協会が4月21日に発表した2020年3月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比プラス0.8となりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業55社、約10,621店舗の販売額を集計しており、3月の総販売額は10,339億円と前年を上回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア

 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率

(注)前年同月比変化率は既存店ベース

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
食料品を除く全ての項目がマイナス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、外出自粛要請もあり家庭内での消費需要が増えたことから、3は全体として前年比プラス7.1%です。

好調 項目 不調
たまねぎ、じゃがいも、大根、キャベツ、白菜、人参、ピーマン、きゅうり、長いも、カット野菜、柑橘類、りんご、いちご、メロン、バナナ 農産品 輸入ぶどう、アボカド、カットフルーツ
牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵、ハム・ソーセージ 畜産品
冷凍まぐろ、サーモン、うなぎ、生・塩鮭、はまぐり、干物 水産品 刺身盛り合わせ、生まぐろ、丸物、切身、ちりめん
要冷惣菜、和惣菜、弁当、寿司 惣菜 温惣菜、洋惣菜
米、パスタ関連、麺類、インスタント麺、乳製品、牛乳、乳酸菌飲料、飲料、ヨーグルト、カレー・スープ類、はつみつ、缶詰、納豆、豆腐、冷凍食品、ホットケーキミックス、シリアル、米菓、酒類 その他食品 チョコレート、飲用酢

衣料品(グラフ赤線)は苦戦したため、3月は前年比マイナス22.3%です。

好調 項目 不調
トレーナー、アウター 紳士衣料 スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ポロシャツ
Tシャツ 婦人衣料 フォーマル、スーツ、スラックス、カットソー
紳士・婦人リラクシングウェア、紳士・婦人肌着、婦人ハンカチ・手袋 その他衣料・洋品 子供パジャマ、ストッキングタイツ、スクール関連、ビジネスシューズ、傘、婦人バッグ

住関品(グラフ緑線)は苦戦したから前年比マイナス2.6%です。

好調 項目 不調
卓上コンロ・ボンベ、フリーザーバッグ、ペーパー類、ウエットティッシュ、キッチン用品、TVゲーム、学習ドリル、エコバッグ、タオル 日用雑貨品 ランドセル、弁当箱、子供用おむつ、玩具、新入学用品
体温計、うがい薬、ボディ・ハンドソープ、除菌スプレー、キッチン洗剤、衛生用品 医薬・化粧品 カウンセリング化粧品、ボディケア、フェイスケア、ヘアカラー、ウィック、芳香剤
収納付きベッドフレーム、簡易収納用品、敷布団、敷パッド、枕、マットレス、インテリア小物 家具・インテリア テレビボード関連、キッチン家具、ソファ関連、羽毛布団、掛布団・敷布団カバー、毛布、カーペット、カーテン
炊飯器、電気圧力鍋、空気清浄機、照明器具、乾電池 家電製品 冷蔵庫、洗濯機、エアコン、液晶テレビ・レコーダー、食器洗い機
アウトドア用品、スポーツウェア その他商品 トラベル関連、介護用品

サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.2%でした。

食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は5.7%でした。



過去のデータはこちらからどうぞ

最新オリジナルニュースやジャンル別の記事については、ホームへ どうぞ。