チェーンストア2020年1月販売統計〜食料品、衣料品と住関品の動きが不調で、前年同月比マイナス2.0%〜

日本チェーンストア協会が2月26日に発表した2020年1月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比マイナス2.0となりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業55社、約10,543店舗の販売額を集計しており、1月の総販売額は10,044億円と前年を下回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア

 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率

(注)前年同月比変化率は既存店ベース

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
全ての項目がマイナス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、相場安もあり農産品は動きが鈍かったため、1は全体として前年比マイナス0.1%です。

好調 項目 不調
レタス、トマト、なす、ブロッコリー、カット野菜、ぶどう、バナナ、アボカド、洋梨、パイナップル 農産品 白菜、じゃがいも、玉ねぎ、大根、きゅうり、ピーマン、きのこ類、いちご、みかん、りんご
鶏卵 畜産品 牛肉、豚肉、鶏肉、ハム・ソーセージ
刺身の盛り合わせ、マグロ、かつお、かに、サーモン、うなぎ、たらこ・明太子、海藻類 水産品 丸物、ぶり、たら、牡蠣、かれい、干物
揚げ物、焼き物、中華、和・洋惣菜、弁当、寿司 惣菜 焼き鳥中華
飲料、冷凍食品、佃煮、パスタ類、パン類、缶詰、カニカマ、米菓、アイスクリーム その他食品 米、乳酸菌飲料、ヨーグルト、鍋物関連、練製品、餅、インスタントコーヒー・ココア、水物、健康油、漬物

衣料品(グラフ赤線)は気温高の影響もあり苦戦したため、1月は前年比マイナス8.0%です。

好調 項目 不調
クルーセーター、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、ポロシャツ 紳士衣料 コート、スーツ、ジャケット、スラックス、アウター
ニット、ブラウス 婦人衣料 フォーマル、コート、スラックス、アウター、カットソー、トップス、ボトム
紳士・婦人パジャマ、紳士下着、メンズ・レディススニーカー、スクール関連、傘 その他衣料・洋品 紳士・婦人・子供インナー、男児・女児ウェア、ベビー用品、マフラー、手袋・帽子、婦人ブーツ

住関品(グラフ緑線)は気温が高めで推移したこともあり苦戦したため前年比マイナス6.2%です。

好調 項目 不調
キッチン用品、洗濯・清掃用品、ペーパー類、スクール文具、トイレ・バス用品、タオル 日用雑貨品 ランドセル、男児・女児玩具、たばこ、スリッパ
フェイスケア、オーラルケア、液体洗濯洗剤・柔軟剤、除菌剤・ウェットティッシュ、ハンドソープ、マスク 医薬・化粧品 医薬品、カウンセリング化粧品、ボディケア、ハンドクリーム、カイロ
ダイニング家具、マットレス、布団カバー、カーテン、クッション 家具・インテリア 収納用品、羽毛布団、敷きパッド、毛布、こたつ布団、中敷カーペット
液晶テレビ・レコーダー 家電製品 冷蔵庫、洗濯機、エアコン、暖房器具、調理家電、管球・乾電池
介護用品、ペット用品、トレーニングウェア、エコバッグ、トラベルバッグ その他商品 アウトドア用品、DIY用品

サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.2%でした。

食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は7.0%でした。



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