外食産業2019年12月売上、全体で売上高は101.0%〜2ヶ月連続で前年を上回る〜

日本フードサービス協会が行う外食産業の市場動向調査の2019年12月の結果が発表されました。

2019年12月は、土曜・祝日が前年より少なく、外食全体の客数に影響し、FR業態および飲酒業態を中心に客数を落としました。また、法人の忘年会の減少、禁煙店舗の増加、大晦日などの営業時間短縮、消費増税の影響による商業施設の不振なども、客数減の要因となりましたが、引き続き好調なFF業態に支えられ、外食全体の売上は101.0%と前年を上回りました。

【外食産業市場動向調査 売上高前年同月比の推移】


(注)日本フードサービス協会公表資料よりミライズまとめ。 以下同様

  • 外食産業全体の売上高は前年同月比101.0%となっていて、2ヶ月連続のプラス圏です。

【外食産業市場動向調査 利用客数前年同月比の推移】

  • 2019年12月の利用客数は前年同月比100.9%と2ヶ月連続で前年を上回りました。

【外食産業市場動向調査 客単価前年同月比の推移】

  • 2019年12月の客単価は全体が前年同月比100.1%と14ヶ月連続で前年を上回りました。



業態別の概況:

  • ファーストフード業態
    • 全体売上は103.5%と前年を上回りました。
    • 「洋風」は、期間限定商品やクリスマスシーズンのチキンが好調で、売上は103.3でした。
    • 「和風」は、引き続き季節商品や定食メニューの好調で客単価上昇、売上105.4%となりました。
    • 「麺類」は、ディナー時間帯での増量キャンペーンなどに支えられ、売上100.6%となりました。
    • 「持ち帰り米飯・回転寿司」は、回転寿司では年末の持ち帰り需要が好調で単価上昇、売上100.7%でした。
    • 「その他」は、「アイスクリーム」が携帯会社とのコラボキャンペーンにより客数が大幅に増加、売上は109.2%となりました。
  • ファミリーレストラン業態
    • 全体売上は98.3%と前年を下回りました。
    • 「洋風」と「和風」は、禁煙店舗の拡大や営業時間短縮に加え、消費増税による節約志向なのか、全般的に客数が振るわず、売上は「洋風」96.3%、「和風」94.1%となりました。
    • 「中華」は、忘年会シーズンに合わせたビールの値引きなどの各種キャンペーンを連続して打ち出し、売上は104.2%となりました。
    • 「焼き肉」はお得なキャンペーンの奏功や、冬休みのファミリー需要が堅調で、売上は104.3%となりました。
  • パブ・居酒屋業態
    • 飲酒業態は、若者を中心に忘年会を敬遠する風潮があり、全体的に宴会需要が振るわず、「パブ・ビアホール」が売上97.3%、「居酒屋」は売上94.8%となりました。
  • ディナーレストラン業態
    • ディナーレストランでも法人の忘年会減少の影響を受け、特に月後半の集客が伸びなかったところもあり、売上は99.6%となりました。
  • 喫茶業態
    • 商業施設立地の店舗では、消費増税後、客数が伸び悩むところが多いものの、価格改定などで単価が上昇、売上は103.3%となりました。

 


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