2019年10月鉱工業生産指数は98.9、前月比マイナス4.2%と2ヶ月ぶりの低下~

経済産業省が発表した2019年10月の鉱工業生産指数(2015年=100,季節調整済み)速報値は前月比マイナス4.2%の98.92か月ぶりの低下となりました。

 

産は持ち直しの動き


2019年10月は生産、出荷は低下在庫、在庫率は上昇でした。
製造工業生産予測調査によると、11月は低下、12月は上昇予測しています。

そのため基調判断は、「生産は弱含んでいる」としました。

【基調判断の推移】

年月
基調判断
平成27年9月~平成28年5月
「生産は一進一退」
平成28年6月~7月
「生産は一進一退だが、一部に持ち直し」
平成28年8月~10月
「生産は緩やかな持ち直しの動き」
平成28年11月~平成29年10月
「生産は持ち直しの動き」
平成29年11月~平成29年12月
「生産は持ち直している」
平成30年1月~6月
「生産は緩やかに持ち直している」
平成30年7月~9月
「生産は緩やかに持ち直しているものの、一部に弱さがみられる」
平成30年10月~12月
「生産は緩やかに持ち直している」
平成31年1月~2月
「生産は足踏みをしている」
平成31年3月
「生産はこのところ弱含み」
平成31年4月~令和元年7月
「生産は一進一退」
令和元年8月~9月
「生産はこのところ弱含み」
令和元年10月
「生産は弱含んでいる」


生産・出荷・在庫動向


生産は、前月比4.2%の低下でした。

業種別にみると、自動車工業、汎用・業務用機械工業、生産用機械工業等が低下し、電子部品・デバイス工業、石油・石炭製品工業、窯業・土石製品工業が上昇しました。

低下した品目

  • 普通乗用車
  • 自動車用エンジン
  • シャシー・車体部品等
  • コンベヤ
  • 運搬用クレーン
  • 一般用蒸気タービン等

上昇した品目

  • モス型半導体集積回路(メモリ)
  • アクティブ型液晶パネル(中・小型)
  • 水晶振動子・フィルタ・複合部品等
  • 軽油等

出荷は、前月比4.3%の低下でした。
業種別にみると、自動車工業、汎用・業務用機械工業、生産用機械工業等が低下し、輸送機械工業(除.自動車工業)、窯業・土石製品工業が上昇しました。

在庫は、前月比1.2%の上昇でした。
業種別にみると、石油・石炭製品工業、電子部品・デバイス工業、電気・情報通信機械工業等が上昇し、自動車工業、化学工業(除.無機・有機化学工業・医薬品)、無機・有機化学工業等が低下しました。

注:▲はマイナスを示す。

平成27年=100
項目
季節調整済指数 原指数
指数 前月比(%) 指数 前年同月比(%)
生産 98.9 ▲4.2 101.3 ▲7.4
出荷 98.3 ▲4.3 99.6 ▲7.1
在庫 104.1 1.2 104.6 2.5
在庫率 113.5 4.7 112.9 9.6

 

【生産・出荷・在庫の推移】

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(備考)2015年=100、季節調整済指数

 

 

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