チェーンストア2019年10月販売統計〜食料品、衣料品と住関品の動きが不調で、前年同月比マイナス4.1%〜

2019年11月22日

日本チェーンストア協会が11月21日に発表した2019年10月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比マイナス4.1となりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業55社、約10,522店舗の販売額を集計しており、10月の総販売額は9,752億円と前年を下回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア

 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率

(注)前年同月比変化率は既存店ベース

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
全ての項目がマイナス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、駆け込み需要の反動減もあり苦戦したため、10は全体として前年比マイナス1.3%です。

好調 項目 不調
じゃがいも、玉ねぎ、オクラ、枝豆、カット野菜、シャインマスカット、梨、柿、りんご、バナナ、カットフルーツ 農産品 大根、トマト、きゅうり、人参、ブロッコリー、きのこ類、みかん
牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵、ハム・ソーセージ 畜産品
まぐろ、かつお、たこ、サーモン、秋鮭、うなぎ、ちりめん、 水産品 生さんま、するめいか、あじ、たら、生かき、ぶり、海老
揚げ物、焼き物、和・洋惣菜、弁当、寿司 惣菜 中華
乳製品、飲料、冷凍食品、缶詰、インスタントラーメン、レンジ米飯、パン類、パスタ、アイスクリーム、冷凍野菜 その他食品 米、ヨーグルト、練り物等鍋関連商品、漬物、インスタントコーヒー、酒類

衣料品(グラフ赤線)は気温高の影響もあり苦戦したため、10月は前年比マイナス15.1%です。

好調 項目 不調
カジュアルパンツ、カジュアルウェア 紳士衣料 スーツ、フォーマル、ドレスシャツ、アウター
ブラウス、カジュアルシャツ、ジャンパー 婦人衣料 羽織物、レギンス、デニムパンツ
婦人パジャマ、男児・女児子供服、子供インナー、レイングッズ関連商品 その他衣料・洋品 紳士肌着、ベビーウェア、紳士靴下、紳士靴、婦人ブーツ

住関品(グラフ緑線)は駆け込み需要の反動減もあり不調だったため前年比マイナス7.2%です。

好調 項目 不調
ラップ・ホイル類、タオル、バスマット、TVゲーム、コンロ・ボンベ、たばこ 日用雑貨品 ランドセル、ペーパー類、ベビー用紙おむつ、玩具
ボディエチケット 医薬・化粧品 カウンセリング化粧品、ハンド&ボディクリーム、衣料用洗濯洗剤、オーラルケア
ソファ、ダイニング家具、ベッドルーム家具、マットレス、カーテン 家具・インテリア 収納用品、羽毛布団、敷布団、毛布、敷きパッド、こたつ関連、インテリア小物
ラジオ、懐中電灯、乾電池 家電製品 冷蔵庫、洗濯機、エアコン、液晶テレビ、電気暖房、スタンド・ハンドクリーナー、レンジ
ペットフード、トレーニングウェア、DIY用品 その他商品 電動自転車、トラベル関連、介護用品

サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.2%でした。

食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.1%でした。



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