チェーンストア2019年9月販売統計〜衣料品と住関品の動きが好調で、前年同月比プラス2.8%〜

2019年10月28日

日本チェーンストア協会が10月24日に発表した2019年9月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比プラス2.8となりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業55社、約10,515店舗の販売額を集計しており、9月の総販売額は1兆172億円と前年を上回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア

 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率

(注)前年同月比変化率は既存店ベース

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
食料品を除く全ての項目がプラス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、農産品が相場安の影響もあり苦戦したため、9は全体として前年比マイナス0.6%です。

好調 項目 不調
キャベツ、豆類、きゅうり、きのこ類、カット野菜、すいか、りんご、マスカット、輸入ぶどう、キウィフルーツ 農産品 はくさい、大根、玉ねぎ、人参、トマト、ミニトマト、ほうれん草、柿、巨峰、みかん
畜産品 牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵、ハム・ソーセージ
刺身盛り合わせ、まぐろ、かつお、サーモン、切身、生秋鮭、生筋子 水産品 生さんま、するめいか、めかじき、うなぎ、えび、しらす
揚げ物、焼き物、和・洋惣菜、弁当、寿司 惣菜 中華
乳加工品、飲料、米、牛乳、食用油、酒類、みりん、アイスクリーム、佃煮 その他食品 パスタ、練物、カレー・シチュー類、漬物、納豆、缶詰

衣料品(グラフ赤線)は気温高の影響もあり季節商品の動きが鈍かったため、9月は前年比プラス0.8%です。

好調 項目 不調
スーツ、ドレスシャツ、カジュアルパンツ 紳士衣料 ポロシャツ、カジュアルシャツ、Tシャツ
スラックス、ブラウス、カジュアルシャツ、長袖Tシャツ、UVパーカー 婦人衣料 フォーマル、スカート、ボトム
紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、婦人下着、男児・女児服、ベビー用品、浴衣、水着、UV関連商品、レイングッズ その他衣料・洋品 男児半袖Tシャツ、ベビーインナー、紳士装飾品

住関品(グラフ緑線)は駆け込み需要が見られたこともあり好調だったため前年比プラス13.9%です。

好調 項目 不調
ランドセル、ペーパー類、ラップ・ホイル類、キッチンマット、テレビゲーム 日用雑貨品 洗濯用品、子供オムツ、卓上コンロ、玩具、文具類、たばこ
カウンセリング化粧品、ボディケア、オーラルケア、スキンケア、液体洗濯洗剤・仕上剤、マスク、殺虫剤、防虫剤 医薬・化粧品 医薬部外品、殺虫剤
収納用品、マットレス、敷布団、枕、カーテン、カーペット 家具・インテリア 敷パット、キルトケット、インテリア小物
冷蔵庫、エアコン、洗濯機、液晶テレビ・レコーダー、掃除機、炊飯器 家電製品 食器洗い機、デジカメ、懐中電灯、電池、管球・電球
電動アシスト自転車、ペット用品、介護用品、キャリーケース、トラベルバッグ、トレーニングウェア、スポーツシューズ その他商品

サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.2%でした。

食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.3%でした。



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