2019年8月鉱工業生産指数は101.5、前月比マイナス1.2%と2ヶ月ぶりの低下~

経済産業省が発表した2019年8月の鉱工業生産指数(2015年=100,季節調整済み)速報値は前月比マイナス1.2%の101.52か月ぶりの低下となりました。

 

産は持ち直しの動き


2019年8月は生産、出荷は低下在庫は横ばい、在庫率は上昇でした。
製造工業生産予測調査によると、9月は上昇、10月は低下予測しています。

そのため基調判断は、「生産はこのところ弱含み」としました。

【基調判断の推移】

年月
基調判断
平成27年9月~平成28年5月
「生産は一進一退」
平成28年6月~7月
「生産は一進一退だが、一部に持ち直し」
平成28年8月~10月
「生産は緩やかな持ち直しの動き」
平成28年11月~平成29年10月
「生産は持ち直しの動き」
平成29年11月~平成29年12月
「生産は持ち直している」
平成30年1月~6月
「生産は緩やかに持ち直している」
平成30年7月~9月
「生産は緩やかに持ち直しているものの、一部に弱さがみられる」
平成30年10月~12月
「生産は緩やかに持ち直している」
平成31年1月~2月
「生産は足踏みをしている」
平成31年3月
「生産はこのところ弱含み」
平成31年4月~令和元年7月
「生産は一進一退」
令和元年8月
「生産はこのところ弱含み」


生産・出荷・在庫動向


生産は、前月比1.2%の低下でした。

業種別にみると、鉄鋼・非鉄金属工業、生産用機械工業、自動車工業等が低下し、電子部品・デバイス工業、化学工業(除.無機・有機化学工業・医薬品)、無機・有機化学工業が上昇しました。

低下した品目

  • フラットパネル・ディスプレイ製造装置
  • ショベル系掘削機械
  • 半導体製造装置等
  • 普通乗用車
  • 駆動伝導・操縦装置部品
  • 普通トラック等

上昇した品目

  • モス型半導体集積回路(メモリ)
  • モス型半導体集積回路(CCD)
  • アクティブ型液晶パネル(中・小型)等
  • 乳液・化粧水類、
  • 日焼け止め・日焼け用化粧品
  • 仕上用化粧品等

出荷は、前月比▲1.4%の低下でした。
業種別にみると、輸送機械工業(除.自動車工業)、鉄鋼・非鉄金属工業、石油・石炭製品工業等が低下し、電子部品・デバイス工業、電気・情報通信機械工業、汎用・業務用機械工業が上昇しました。

在庫は、前月比0.0%の横ばいでした。
業種別にみると、無機・有機化学工業、鉄鋼・非鉄金属工業、石油・石炭製品工業等が低下し、電子部品・デバイス工業、化学工業(除.無機・有機化学工業・医薬品)、電気・情報通信機械工業等が上昇しました。

注:▲はマイナスを示す。

平成27年=100
項目
季節調整済指数 原指数
指数 前月比(%) 指数 前年同月比(%)
生産 101.5 ▲1.2 93.6 ▲4.7
出荷 101.1 ▲1.4 93.3 ▲4.6
在庫 104.5 0.0 106.5 2.7
在庫率 110.5 2.8 118.0 8.7

 

【生産・出荷・在庫の推移】

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(備考)2015年=100、季節調整済指数

 

 

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