チェーンストア2019年8月販売統計〜衣料品と住関品の動きが不調で、前年同月比マイナス0.3%〜

日本チェーンストア協会が9月25日に発表した2019年8月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比マイナス0.3となりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業56社、約10,515店舗の販売額を集計しており、8月の総販売額は1兆361億円と前年を下回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア

 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率

(注)前年同月比変化率は既存店ベース

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
住関品その他を除くの項目がマイナス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、惣菜の動きが良かったため、8は全体として前年比マイナス1.4%です。

好調 項目 不調
じゃがいも、玉ねぎ、とうもろこし、ブロッコリー、きのこ類、カット野菜、桃、りんご、さくらんぼ、プラム、バナナ、カットフルーツ 農産品 はくさい、キャベツ、レタス、ミニトマト、きゅうり、梨、ぶどう、すいか、アボカド
牛肉、豚肉、鶏肉 畜産品 鶏卵、ハム・ソーセージ
刺身盛り合わせ、まぐろ、かつお、ぶり、たこ、真あじ、生秋鮭、塩鮭、海藻類 水産品 生さんま、うなぎ、干物
揚げ物、焼き物、和・洋惣菜、米飯、寿司 惣菜 焼鳥、中華、
飲料、牛乳、アイスクリーム、乾麺類、つゆ類、水物、蒲鉾、菓子パン、洋菓子 その他食品 米、乳製品、缶詰、納豆、漬物、ビール

衣料品(グラフ赤線)は天候不順の影響もあり動きが鈍かったため、8月は前年比マイナス2.4%です。

好調 項目 不調
スーツ、フォーマル、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、ショートパンツ 紳士衣料 ポロシャツ、カジュアルシャツ、Tシャツ
スラックス、ブラウス、カジュアルシャツ、長袖Tシャツ、UVパーカー 婦人衣料 フォーマル、スカート、ボトム
紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、婦人下着、男児・女児服、ベビー用品、浴衣、水着、UV関連商品、レイングッズ その他衣料・洋品 男児半袖Tシャツ、ベビーインナー、紳士装飾品

住関品(グラフ緑線)は月前半は動きが良かったため前年比プラス2.4%です。

好調 項目 不調
ぺ―パー類、ラップ・ホイル類、紙おむつ、タオル、パラソルなどのレジャー用品 日用雑貨品 ランドセル、ステンレスボトル、鍋、玩具、文具
カウンセリング化粧品、ボディケア、オーラルケア、スキンケア、液体洗濯洗剤・仕上剤、マスク、殺虫剤、防虫剤 医薬・化粧品 医薬部外品
収納用品、マットレス、敷布団、枕、カーテン、カーペット 家具・インテリア タオルケット、敷パッド、イ草製品、インテリア小物
冷蔵庫、エアコン、扇風機、洗濯機、液晶テレビ、レコーダー、炊飯器、レンジ、照明器具 家電製品 食器洗い機、デジカメ
ペットフード、アウトドア用品、介護用品、スポーツウェア その他商品 キャリーケース、トラベルバッグ

サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.2%でした。

食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.4%でした。



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