チェーンストア2019年7月販売統計〜食料品、衣料品と住関品の動きが不調で、前年同月比マイナス7.1%〜

日本チェーンストア協会が8月21日に発表した2019年7月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比マイナス7.1となりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業56社、約10,504店舗の販売額を集計しており、7月の総販売額は1兆74億円と前年を下回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア

 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率

(注)前年同月比変化率は既存店ベース

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
全ての項目がマイナス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、天候不順の影響から季節商品が苦戦したため、7は全体として前年比マイナス5.3%です。

好調 項目 不調
じゃがいも、人参、きのこ類、もやし、カット野菜、バナナ、メロン、マンゴー 農産品 トマト、きゅうり、キャベツ、なす、枝豆、とうもろこし、みょうが、すいか、桃、ぶどう、カットフルーツ
鶏肉 畜産品 牛肉、豚肉、鶏卵、ハム・ソーセージ
刺身、まぐろ、ぶり、かつお、あじ、さば、サーモン 水産品 うなぎ、塩鮭、めかじき
揚げ物、煮物、焼き物、和・洋惣菜、米飯、寿司 惣菜
缶詰、食用油、インスタント麺、パン類、カレー・シチュー類、練物、チョコレート、インスタントコーヒー その他食品 米、飲料、牛乳、冷凍食品、アイスクリーム、乾麺類、漬物、水物、納豆

衣料品(グラフ赤線)は天候不順の影響もあり動きが鈍かったため、7月は前年比マイナス16.2%です。

好調 項目 不調
ジャケット、ポロシャツ 紳士衣料 スーツ、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、Tシャツ、ショートパンツ
ブラウス、カジュアルシャツ、羽織系ニット 婦人衣料 フォーマル、冷感スラックス、カットソー
女児服、ベビーインナー、婦人ソックス、レディスカジュアルシューズ、傘 その他衣料・洋品 婦人・子供ナイトウェア、紳士・婦人肌着、紳士・婦人・子供水着、浴衣、UV関連商品

住関品(グラフ緑線)も天候不順の影響もあり動きが鈍かったため前年比マイナス7.3%です。

好調 項目 不調
キッチン用品、ペーパー類 日用雑貨品 ランドセル、ステンレスボトル、すだれ、鍋、花火、タオル、レジャー用品
メイク用品、バス用品、除湿剤、芳香・消臭剤 医薬・化粧品 カウンセリング化粧品、スキンケア、ボディケア、日焼け止め、制汗剤、殺虫剤、防虫剤
リビング収納用品、羽毛布団、ダウンケット、枕 家具・インテリア キルトケット、敷きパッド、タオルケット、カーペット、夏物ラグ
冷蔵庫、洗濯機、液晶TV、除湿機 家電製品 エアコン、扇風機、電池・ライト
トレーニングウェア、ペットフード、アウトドアー用品、キャリーバッグ その他商品 園芸用品、介護用品

サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.3%でした。

食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.4%でした。



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