チェーンストア2019年5月販売統計〜食料品、衣料品と住関品の動きが不調で、前年同月比マイナス0.7%〜

日本チェーンストア協会が6月24日に発表した2019年5月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比マイナス0.7%となりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業57社、約10,473店舗の販売額を集計しており、5月の総販売額は1兆228億円と前年を下回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア

 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率

(注)前年同月比変化率は既存店ベース

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
「サービス」「その他」以外の項目がマイナス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、農産品が相場安の影響もあり動きが鈍かったため、5は全体として前年比マイナス0.6%です。

好調 項目 不調
トマト、きゅうり、茄子、さつまいも、きのこ類、いちご、すいか、さくらんぼ、キウィフルーツ、ぶどう 農産品 じゃがいも、たまねぎ、キャベツ、大根、人参、グリーンアスパラ、らっきょう、メロン、柑橘類、バナナ、カットフルーツ
牛肉、鶏肉、ハム・ソーセージ 畜産品 豚肉、鶏卵
刺身盛合せ、まぐろ、かつお、たこ、サーモン、味付切身、貝類、魚卵、海藻類 水産品 はまち、うなぎ、塩鮭、ちりめん
揚げ物、煮物・焼き物、和・洋惣菜、米飯、寿司 惣菜 中華
乳製品、飲料、納豆、食用油、乾麺、缶詰、冷凍食品、アイスクリーム、ゼリー その他食品 米、牛乳、練り物、パン類、スープ類、マヨネーズ・ドレッシング

衣料品(グラフ赤線)は気温の上昇とともに季節商品が動いたがカバーできず、5月は前年比マイナス1.9%です。

好調 項目 不調
スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、ポロシャツ 紳士衣料 半袖シャツ
フォーマル、カーディガン、ワンピース、ブラウス、カジュアルシャツ 婦人衣料 ニット、カットソー、ボトム
婦人パジャマ、紳士・婦人・子供インナー、紳士・婦人水着、帽子・パラソルなどUV関連商品 その他衣料・洋品 紳士・子供パジャマ、紳士靴下、婦人ストッキング・タイツ、ベビー用品、サンダル

住関品(グラフ緑線)も気温の上昇とともに季節商品が動いたがカバーできず前年比マイナス1.2%です。

好調 項目 不調
ランドセル、ペーパー類、キッチン用品、鍋、保存容器、タオル 日用雑貨品 子供用おむつ、文具類、玩具
医薬品、カウンセリング化粧品、フェイスケア、ボディケア、スキンケア、液体洗濯洗剤、オーラルケア、防虫剤、除湿剤 医薬・化粧品 メンズコスメ、ヘルスケア、マスク、殺虫剤
ソファ、整理収納用品、羽毛肌掛布団、敷布団、敷パッド、マットレス、枕、オーダーカーテン 家具・インテリア ラグ、クッション、インテリア小物
エアコン、扇風機、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器 家電製品 電子レンジ、照明・管球・電球
アウトドア用品、ガーデニング用品、ペットフードを中心にペット用品、介護用品、スポーツシューズ その他商品 キャリーケース

サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.2%でした。

食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.4%でした。



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