外食産業2019年4月売上、全体で売上高は101.7%〜32ヶ月連続の上昇〜

2019年6月25日

日本フードサービス協会が行う外食産業の市場動向調査の2019年4月の結果が発表されました。

2019年4月は、東日本で気温が低かったことも客足にマイナスの影響を与えました。客数は全体的に前年を下回ったものの、季節メニューの投入やメニュー価格の改定等により客単価が上昇、全体の売上は101.7%と32ヵ月連続して前年を上回りました。今年のGWは10連休と休日数が増加しましたが、その前半にあたる4月末の4日間は天候に恵まれない日もあり、客足が鈍る店もみられました。

【外食産業市場動向調査 売上高前年同月比の推移】


(注)日本フードサービス協会公表資料よりミライズまとめ。 以下同様

  • 外食産業全体の売上高は前年同月比101.7%となっていて、32ヶ月連続のプラス圏です。

【外食産業市場動向調査 利用客数前年同月比の推移】

  • 2019年4月の利用客数は前年同月比99.4%と2ヶ月連続で前年を下回りました。

【外食産業市場動向調査 客単価前年同月比の推移】

  • 2019年4月の客単価は全体が前年同月比102.2%と6ヶ月連続で前年を上回りました。



業態別の概況:

  • ファーストフード業態
    • 全体売上はは102.7%と前年を上回りました。
    • 「洋風」は、お得感のあるランチメニューや期間限定メニュー等の好調で客単価が上昇、売上は103.4%でした。
    • 「和風」は、季節に合わせた新メニュー、割引クーポンやパスの投入、定食メニューの好調などで客単価上昇、売上104.9%でした。
    • 「麺類」は、価格改定による単価上昇で、売上101.6%でした。
    • 「持ち帰り米飯・回転寿司」は、店舗減でもGW期間中の回転寿司の好調により客数は前年並み、持ち帰り米飯では唐揚・ポテトなどプラス1品の訴求により単価が上昇、売上は102.1%となりました。
    • 「その他」は、「アイスクリーム」が前月同様、昨年の携帯会社とのコラボキャンペーンの反動で客数が大幅に減少し、売上94.5%となりました。
  • ファミリーレストラン業態
    • 全体売上は100.7%と前年を上回りました。
    • 「洋風」と「和風」は、グランドメニューの改訂等で客単価は上昇するも、客数と店舗数が減少し、売上は「洋風」99.1%、「和風」99.6%でした。
    • 「中華」は、割引券の利用や期間限定メニュー等の好調で客数と客単価が上昇し、売上は104.9%でした。
    • 「焼き肉」は、客数、客単価が堅調で、売上は103.4%でした。
  • パブ・居酒屋業態
    • 飲酒業態は、気温が下がった上旬を中心に客数が減少しました。また、地方では2度の統一地方選挙により客足に影響した店もありました。
    • 「パブ・ビアホール」は月末に向かって客数が増えましたが、客単価の減少で売上は前年とほぼ同じ、「居酒屋」は客単価が上昇しましたが、客数と店舗数が減って売上99.4%となりました。
  • ディナーレストラン業態
    • 店舗減、平日の法人需要の低調などで、売上は99.9%となりました。
  •  喫茶業態
    • GW期間中はビジネス街で営業時間を短縮する店もあり、客数はわずかに前年を下回りましたが、季節のドリンクメニューの投入や価格改定で客単価が上昇、売上は101.9%となりました。

 


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