米国の景気後退懸念と逆イールドについて

再度、米国S&P500がサポートを下へブレイクダウン

FRBのハト派会見を背景に、米国S&P500(ブルーライン)はやっと抵抗線(レッドライン)を上に抜けたにも拘わらず、ダマしになったような形で、再度下に抜けてしまった。このパターンは、しばらく損切が続くリスクが想定される。

出典:CNBC

一方、米国10年債(グリーンライン)市場は、順調に上昇し速いピッチで金利低下(米国の景気悪化)を織り込んでいるようだ。

その上昇ピッチが速いので、多くの市場参加者が注目する米国2年債と10年債の逆イールドも時間の問題かもしれない。景気後退期は、株式投資が難しくなり、債券投資が有利な時代と考えられることからも、上記の動きは株式比率を引き下げ・債権比率を引き上げている動きのようにも考えられる。

出典:Investing.com

 

米国の金利水準やイールドカーブからは、米国の場合は、金利を引き下げる余力があるが、一方、日本は少ないので、日米金利差が縮小しやすくなり円高になりやすい環境と考えられる。

そこから株への影響も考えられるが、日米当局者の方針やスタンスからすると、株への悪影響は限定的になるよう配慮される可能性があることから、米国債(金利)為替の方がトレンドがでやすい状況ではなかろうか。

当面、米国債(金利)や為替以外は、読みづらい展開が続き、株は常に短期売買でリスクを管理する必要があると思われる。

 

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