米国株価指数S&P500 2800前後の攻防

米国のFRBハト派急転換&リセッション先送り相場により、順調に推移してきた米国市場ですが、売り方の買い戻しと買い方の手仕舞いが多く、出来高や売買代金が増えてないこと(出来高や建玉増が伴っていないため、転換して下がり始めると売りにくくなるリスクがあること)が懸念されている。また、米国先物市場の動向からもその傾向が推察されよう。

1.S&P500とNasdaqの推移

単に、S&P500とNasdaqを見るだけでは、まだ大きな転換は感じられないが、過去の高値近辺2800前後が大きな節目となっているようです。

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S&P500とNasdaq 出典:ロイター(Reuters)

 

2.S&P500と価格帯別出来高(2年)

S&P500は、価格帯別出来高(2年)から見ても、2800ドル近辺が大きな節目ラインと考えられます。

S&P500の価格帯別出来高 出典:SBI証券

 

3.NYDOWとRussell2000

先行指標となりやすい中小型株指数であるRussell2000(.RUT:グリーン線)は、明らかに上昇トレンドが止まったように見られます。

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S&P500_NYDOW_Russell2000 出典:ロイター(Reuters)

 

4.NYDOWの輸送株(.DJT)

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S&P500_DJI_DJT_Russell2000 出典:ロイター(Reuters)

一般的に見られているNYDOW工業株(.DJI:ピンク線)に対し、時には先行指標となりうるNYDOW輸送株(.DJT:ブルー線)も上げどまりの兆候が強く感じられるようになってきました。

5.景気指標の悪化が続くか

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10Year-Note_30Year-Bond 出展:ロイター(Reuters)

米国の政府機関閉鎖による景気指標の信ぴょう性が問われていますが、景気悪化指標が続けば、10年債利回り、30年債利回りは低下傾向になり、株価も反応してくると考えられるでしょう。

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