ハト派に傾いたFRBと景気指標

2018/12/24に、米ムニューシン財務長官が、大手6銀行のCEOと金融市場作業部会を開き、それ以降に、大手年金基金の債券から株式へ約640億ドル資金移動が行われたと言われています。この際に、著名ヘッジファンドマネージャーからアドバイスを受けたとも言われています。

その後FRBへもプレッシャーが加わり、FRBがハト派に傾くとともに、株価PKOにより株価が反騰してきました。

今後、FRBが金利引き上げ先延ばし以外に、量的な正常化についても実際にストップをかけるのか注視していきたいと思います。

一方、米国のファンダメンタル指標に目を向けると、引き続き良い指標が多いですが、中にはスローダウンの兆候がみられるものがでてきました。

 

■米国 NAHB住宅市場指数

米国 NAHB住宅市場指数は、ややスローダウンの兆候がみられます。

米国 NAHB住宅市場指数実績 1月
米国 NAHB住宅市場指数実績 1月

住宅市場は、米国経済の内需に係わる主要な部分を占めるため、その中長期的な動向は、株価の中長期的な変動へ影響を与えると考えられます。

■米国株価指数Wilshire5000と住宅価格の変化率

■S&P500とKB Homeの株価(対数表示)

S&P500とKB Homeの株価
S&P500とKB Homeの株価

 

 

■米国 消費者信頼感指数 1月

多くのマーケット関係者が注目されている米国消費者信頼感指数もやや弱含みの兆候がみられます。

 

来年大統領選挙を控えていることもあり、昨年12月に付けた米国株の安値近辺では、政策者が総がかりで対応することが分かり、今後も参考になる価格帯だと考えられます。しかし、ファンダメンタル指標の悪化が増えると想定するなら、上値を追っていくのも限界があるのではないでしょうか。

(また、米国株価指数は、注目される上値の様々なチャート上のポイントに近づいているように思われます。)

 

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