チェーンストア2018年12月販売統計〜食料品と衣料品の動きが不調で、前年同月比マイナス0.7%〜

日本チェーンストア協会が1月22日に発表した2018年12月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比マイナス0.7%となりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業58社、約10,447店舗の販売額を集計しており、12月の総販売額は1兆2,941億円と前年を下回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

 

続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア】


 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率

(注)前年同月比変化率は既存店ベース

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
食料品と衣料品以外の項目がプラス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、農産品が相場安の影響を受け苦戦したため、12月は全体として前年比マイナス0.8%です。

好調 項目 不調
人参、玉ねぎ、トマト、ブロッコリー、なす、舞茸、いちご、みかん、レモン、アボカド、ぶどう、バナナ、キウィフルーツ 農産品 白菜、キャベツ、大根、レタス、小松菜、きのこ類、加工野菜、柿、りんご
牛肉、鶏肉、ハム・ソーセージ 畜産品 豚肉、鶏卵
刺身の盛り合わせ、まぐろ、サーモン、えび、いくら、味付数の子、ちりめん 水産品 たこ、丸物、牡蠣、かに、切身、うなぎ、筋子、塩鮭
揚げ物、焼き物、和・洋惣菜、弁当、寿司 惣菜 中華、焼き鳥
乳酸菌飲料、米、乳製品、油、飲料、煮豆、缶詰、納豆、カニカマ、豆菓子 その他食品 ヨーグルト、鍋物関連、水物、アイスクリーム、冷凍食品、カップスープ、インスタントコーヒー

衣料品(グラフ赤線)は月の前半比較的気温が高めで季節商品を中心に動きが鈍かったから、12月は前年比マイナス4.7%です。

好調 項目 不調
ジャケット、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、カジュアルシャツ 紳士衣料 コート、スーツ、セーター、アウター
マニッシュスーツ、就活スーツ、セーター、裏ボアパンツ 婦人衣料 フォーマル、ジャケットコート、ニット、ボトム、レギンス
紳士リラクシング、婦人パジャマ、婦人インナー、女児ジャンパースカートワンピース、婦人バッグ、子供用手袋・マフラー、レイングッズ その他衣料・洋品 紳士肌着、男児・女児中綿ジャケット、男児ロングパンツ、紳士冬物靴下、婦人ブーツ

住関品(グラフ緑線)は月の前半比較的気温が高めで季節商品を中心に動きが鈍かったから前年比プラス1.0%です。

好調 項目 不調
トイレ・バス用品、TVゲーム、大人用おむつ、タオル 日用雑貨品 ペーパー類、文具、鍋、フライパン、卓上ガスコンロ
カウンセリング化粧品、フェイスケア、オーラルケア、液体洗濯洗剤、芳香・消臭剤 医薬・化粧品 ボディケア、ヘアカラー、カイロ、マスク
整理収納用品、羽毛布団、枕、インテリア小物 家具・インテリア 毛布、敷パッド、マットレス、こたつ布団、カーテン
冷蔵庫、洗濯機、掃除機 家電製品 電気暖房、液晶テレビ・レコーダー、炊飯器
電動自転車、スポーツウェア、スポーツシューズ、ペット用品 その他商品 園芸用品

サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.3%でした。

食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.6%でした。

 



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