チェーンストア2018年11月販売統計〜食料品、衣料品と住関品の動きが不調で、前年同月比マイナス2.5%〜

日本チェーンストア協会が12月21日に発表した2018年11月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比マイナス2.5%となりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業58社、約10,387店舗の販売額を集計しており、11月の総販売額は1兆625億円と前年を下回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

 

続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア】


 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率

(注)前年同月比変化率は既存店ベース

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
サービスを除く全ての項目がマイナス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、農産品が昨年の相場高の反動もあり苦戦したため、11月は全体として前年比マイナス2.0%です。

好調 項目 不調
なす、人参、きゅうり、ミニトマト、ピーマン、ほうれん草、カット野菜、りんご、いちご、輸入ぶどう、アボカド、キウイフルーツ、パイナップル 農産品 白菜、大根、白ねぎ、アスパラガス、キャベツ、里芋、きのこ類、柿、梨、メロン、巨峰
鶏肉、ハム・ソーセージ 畜産品 牛肉、豚肉、鶏卵
刺身盛り合わせ、まぐろ、さんま、塩鮭、ちりめん、海藻類 水産品 牡蠣、ぶり、たら、うなぎ、開き物、魚卵
揚げ物、焼き物、中華、和・洋惣菜、弁当、寿司 惣菜 焼き鳥
米、乳製品、飲料、食用油、納豆、キムチ、缶詰、冷凍野菜、カニかま その他食品 ヨーグルト、鍋物関連商品、麺類、カレー・シチュー類、チョコレート、和菓子

衣料品(グラフ赤線)は気温が高めに推移したことから季節関連商品の動きが鈍かったから、11月は前年比マイナス12.0%です。

好調 項目 不調
ドレスシャツ、トレーナー、カジュアルパンツ、ポロシャツ 紳士衣料 ダウンジャケット、コート、セーター、アウター、ボトム
フォーマル、スーツ、セーター、アウター 婦人衣料 ジャケット、コート、ニット、トレーナー、カジュアルパンツ、レギンス
婦人リラクシング、男児・女児トレーナー、女児ワンピース、ベビー用品、婦人バッグ その他衣料・洋品 男児・女児ジャケット、女児ロングパンツ、婦人ブーツ、帽子、手袋、マフラー

住関品(グラフ緑線)は気温が高めに推移したことから季節関連商品の動きが鈍かったから前年比マイナス0.2%です。

好調 項目 不調
ランドセル、バス・トイレット用品、ペーパー類、保存容器、TVゲームソフト、防災用品、タオル 日用雑貨品 ステンレスボトル、子供用おむつ、鍋類、玩具、文具
カウンセリング化粧品、フェイスケア、ボディケア、オーラルケア、バス用洗剤、シャンプー・リンス、芳香・消臭剤 医薬・化粧品 風邪薬、柔軟剤、食器洗剤、ヘアケア、マスク、カイロ
食器棚、キッチンボード、マットレス、柄物じゅうたん、インテリア小物 家具・インテリア 収納家具、座卓、羽毛布団、掛布団、敷布団カバー、毛布、敷きパッド、枕、こたつ布団
エアコン、冷蔵庫、掃除機 家電製品 電気暖房、液晶テレビ、クリーナー、乾電池
電動自転車、トラベルバッグ、スポーツバッグ、スポーツウェア、スポーツシューズ、ペットフード・用品、介護用品 その他商品 園芸用品

サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.3%でした。

食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.1%でした。

 



過去のデータはこちらからどうぞ

最新オリジナルニュースやジャンル別の記事については、ホームへ どうぞ。