外食産業2018年9月売上、全体で売上高は103.0%〜25ヶ月連続の上昇〜

日本フードサービス協会が行う外食産業の市場動向調査の2018年9月の結果が発表されました。

2018年9月は、北海道胆振東部地震や2度の台風上陸など自然災害に見舞われ、休業や営業短縮を余儀なくされた店舗が少なくなかったです。特に近畿や首都圏の交通機関の計画運休により大消費地の客足にも影響しましたが、前年より土日祝日数が2日多い曜日周りから、全体の客数は100.2%とわずかだが前年を上回りました。売上は、価格改定や各社各様のキャンペーン、季節メニューの訴求等により客単価の上昇が続いており、103.0%と25ヵ月連続して前年を上回りました。

【外食産業市場動向調査 売上高前年同月比の推移】


(注)日本フードサービス協会公表資料よりシミュライズまとめ。 以下同様

  • 外食産業全体の売上高は前年同月比103.0%となっていて、25ヶ月連続のプラス圏です。

 

【外食産業市場動向調査 利用客数前年同月比の推移】

  • 2018年9月の利用客数は前年同月比100.2%と2ヶ月連続で前年を上回りました。

 

【外食産業市場動向調査 客単価前年同月比の推移】

  • 2018年9月の客単価は全体が前年同月比102.7%と14ヶ月連続で前年を上回りました。



業態別の概況:

  • ファーストフード業態
    • 全体売上は104.1%と前年を上回りました。
    • 「洋風」は、季節限定商品の好調やサイドメニュー訴求などで単価上昇、売上は104.3%です 。
    • 「和風」は、他業態とコラボした割引キャンペーンなどで客数堅調、売上106.1%です。
    • 「麺類」は、クーポン配布の影響で客単価が若干下がり、売上99.8%となりました。
    • 「持ち帰り米飯・回転寿司」は、季節商品の前倒し販売等による単価上昇で、売上は
      102.7%となりました。
    • 「その他」は、「カレー」「アイスクリーム」がTVCMやメディア露出などで客数を伸ばし、売上108.2%となりました。
  • ファミリーレストラン業態
    • 全体売上は102.8%と前年を上回りました。
    • 「「洋風」「和風」は、自然災害などで客数減も、引き続く客単価上昇で売上はそれぞれ102.4%、100.3%です。
    • 「中華」は、キャンペーン効果や価格据え置きなどで客数が増え、売上は104.4%となりました。
    • 「焼き肉」は、、予約サイトでの割引キャンペーンなどもあり集客好調、売上106.5%と22ヵ月連続して前年を上回りました。
  • パブ・居酒屋業態
    • 「パブ・ビアホール」は、自然災害による野外イベントの中止などが影響し、売上は95.3%となりました。
    • 「居酒屋」も台風による交通機関の計画運休等が夜の営業に大きく影響し、売上は97.5%でした。
  • ディナーレストラン業態
    • 他業態と同様に台風の影響が大きく、宴会のキャンセルや、関西国際空港の閉鎖による訪日客の減少が見られましたが、大型の新店の好調などで、売上は102.7%です。
  •  喫茶業態
    • 季節メニューなどで客単価上昇も、相次ぐ自然災害で客数減、売上は98.0%となりました。

 

 


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