”夏の甲子園100回記念大会シリーズ第三弾”関西百貨店対決!H₂Oリテイリングと近鉄百貨店。人生計画にどれだけ違いがある?初任給から老後資産まで(2018年版)

H₂Oリテイリング株式会社(以下、H₂O)と株式会社近鉄百貨店(以下、近鉄百貨店)は、共に関西私鉄グループ系列の百貨店です。

H₂Oと近鉄百貨店の給与を比較するうえで、以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見て百貨店業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

それぞれの特徴は何でしょう?


【H₂Oリテイリング株式会社】
2007年(平成19年)10月経営統合により発足。大阪府大阪市に本社を置く、阪急阪神東宝グループ傘下の百貨店です。阪急百貨店と阪神百貨店を展開する「株式会社阪急阪神百貨店」と、スーパーマーケットチェーンを運営する「イズミヤ株式会社」、食品スーパーを運営する「株式会社阪急オアシス」およびその系列事業を展開しています。

【株式会社近鉄百貨店】
1920年(大正9年)1月創業の大阪府大阪市に本社を置く、近鉄グループ傘下の百貨店です。2014年開業の日本最大級の店舗「あべのハルカス 近鉄本店」を運営しています。

業績はどうでしょう?


業績を比べてみましょう。

【連結決算:H₂Oは平成29年3月、近鉄百貨店は平成29年2月の業績】 (単位:円)

H₂O
会社
近鉄百貨店
9,012億
売上高
2,665億
9,157億
前年
2,708億
-1.6%
対前年度比
-1.6%
 217億
経常利益
27億
143億
当期純利益
17億
162億
包括利益
25億
41.1%
自己資本比率
23.1%

会社規模、業績では、H₂Oが上回りました。

 

初任給を比べてみましょう!


これから就職する方のために、初任給制度を掲載しておきます。

【H₂O、近鉄百貨店ともに募集要項から 初任給(単位:円)】

H₂O
学歴
近鉄百貨店
208,000 大学院卒 208,000
208,000 大学卒 208,000

大学院卒、大学卒共に同額です

 

年齢ごとの給与を比べてみましょう!


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【決算の比較(H₂Oは平成29年3月、近鉄百貨店は平成29年2月)】

会社名 従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
H₂O 75 8,528 46.2 23.6 8,914
近鉄百貨店 1,856 2,362 42.8 19.3 4,502

従業員数は、単体では近鉄百貨店が1,781人、連結ではH₂Oが6,166人上回っています。
平均年齢は、H₂Oが3.4歳高く、平均勤続年数も、H₂Oが4.3年長いです。
平均年間給与も、H₂Oが441万円多いです。

 

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 H₂O 近鉄百貨店 差額(H₂Oベース)
25 5,629 2,881 2,748
30 7,365 3,769 3,595
35 8,166 4,180 3,987
40 8,645 4,425 4,220
45 8,872 4,541 4,331
50 9,085 4,650 4,435

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

全ての年齢層でH₂Oが上回ります。
その差は、25歳時が一番小さく275万円、50歳時が一番大きく444万円の差があります。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社は業種が同一のため、上昇率は同じ数字を使っています。

 

生涯給与はどれくらい?


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与とは、サラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なく、この会社からの収入のみです。

会社名 生涯給与
H₂O 3億901万円
近鉄百貨店 1億5,816万円

企業シムラ―検索

H₂O1億5,085万円上回っています。


 

役員報酬はどれくらい?


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金
(百万円)
1人あたり総報酬
(百万円)
H₂O 8 122 43 41 0 25.8
近鉄百貨店 10 136 0 0 0 13.6

H₂Oの方が、1人当たりの報酬額(年額)で、12百万円多いです。

 

生涯で形成する資産はどれくらい?


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳85歳のときに残っているかを推計します。

両社共に31歳の方を例に計算を行います。

結果はミライズ(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

H₂O 近鉄百貨店 差額(H₂Oベース)
65歳 8,188万円 4,393万円 3,795万円
85歳 7,160万円 4,855万円 2,305万円

65歳時H₂O3,795万円(貯蓄可能額が)上回りますがこの差は85歳時には2,305万円に縮まります

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。
(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

H₂Oリテイリング五郎(31歳)

近鉄百貨店五郎(31歳)

 

og:image / twitter:image

og:image / twitter:imageog:image / twitter:imageog:image / twitter:imageしかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左がH₂Oの方、右が近鉄百貨店の方です。31歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

 

結論


纏めると以下のような結果です。

  • 会社規模、業績ではH₂Oが優位です。
  • 初任給は、両社とも同額です。推定年収全ての年齢層H₂Oが多く、その差は、25歳時が一番小さく275万円50歳時が一番大きく444万円です。
  • 生涯給与(従業員として)は、H₂O1億5,085万円上回っています。
  • 役員報酬は、H₂O1人当たりの報酬額(年額)で、12百万円多いようです。
  • 老後の資産額は、H₂O65歳時3,795万円85歳時2,305万円多いようです。

会社規模、業績等、ほぼ全ての項目でH₂Oが優位となったため、今回はH₂Oに軍配があがりました。

 

ミライズでは今後も様々な企業の人生比較を行っていきます。

最新オリジナルニュースやジャンル別の記事については、ホームへどうぞ。