国内人口が減少傾向にある中、再編の進む地銀業界で総資産トップクラスの、コンコルディア・フィナンシャルグループと千葉銀行。人生計画にどれだけ違いがある?初任給から老後資産まで(2018年版)

株式会社コンコルディア・フィナンシャルグループ(以下コンコルディアFG)と株式会社千葉銀行(以下ちばぎん)は共に総資産でトップクラスの地方銀行です。

コンコルディアFGとちばぎんの給与を比較するうえで、以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見てブランド時計業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。


それぞれの特徴はなんでしょう?


【株式会社コンコルディア・フィナンシャルグループ】
東京都中央区日本橋に2016年(平成28年)4月1日に設立された金融持株会社で、傘下に地銀総資産トップの株式会社横浜銀行と、株式会社東日本銀行を持つ、国内最大の地銀グループ。

 

【株式会社千葉銀行】
千葉県千葉市に本店を置く、1943年(昭和18年)に設立された、千葉県内最大手であり、単独の地銀としては総資産で横浜銀行に次ぐ、第2位の地方銀行です。経営統合を行わず、埼玉県の武蔵野銀行と包括提携し、ニューヨーク、ロンドン、香港に支店があります。

 

業績はどうでしょう?


業績を比べてみましょう。

【連結決算:平成29年3月の業績】 (単位:円)

※コンコルディアFGは、平成28年4月設立のため、前年度以前の指標は無し。

コンコルディアFG
会社
ちばぎん
3,295億
経常収益
2,278億
前年
2,287億
対前年度比
-0.4%
972億
経常利益
776億
1,267億
当期純利益
527億
98.08円
1株当たり当期純利益
65.32円
20百万
従業員1人当たり当期純利益
12百万
1,290億
包括利益
608億
5.91%
自己資本比率
6.38%

経常収益では、コンコルディアFGがちばぎんを上回り、その差は1,017億円程です。
経常利益も、コンコルディアFGがちばぎんを上回り、その差は196億円です。

収益の規模では、二つの銀行を傘下に持つ、コンコルディアFGが優勢という結果になりました。

 

初任給を比べてみましょう!


これから就職する方のために、初任給制度を掲載しておきます。

【コンコルディアFG(横浜銀行)、ちばぎんともに募集要項から 初任給(単位:円)】

※コンコルディアFGは、直接募集していないため、横浜銀行の募集要項より。

コンコルディアFG
(横浜銀行)
学歴
ちばぎん
223,000
大学院卒
222,000
205,000
大学卒
205,000

差額は

  • ほぼ横並びですが、コンコルディアFG(横浜銀行)が、大学院卒で1,000円上回っています。

年齢ごとの給与を比べてみましょう!


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【平成29年3月決算の比較】

従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
コンコルディアFG 37 6,343 43.2 16.0 12,048
ちばぎん 4,097 4,527 38.6 15.6 7,327

従業員数は、連結でコンコルディアFGが1,816上回っています。
平均年齢は、コンコルディアFGが4.6高く、勤続年数も、コンコルディアFGが0.4年長いです。
平均年間給与は、コンコルディアFGが472万円多いです。

 

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 コンコルディアFG ちばぎん 差額(コンコルディアFGベース)
25 7,014 4,596 2,419
30 8,875 5,815 3,060
35 10,407 6,818 3,588
40 11,393 7,464 3,928
45 12,591 8,249 4,341
50 13,259 8,687 4,572

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

全ての年齢層でコンコルディアFGがちばぎんを上回ります。
その差は、25歳時が一番小さく242万円、50歳時が一番大きく457万円の差があります。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社で同じ業種のため上昇率は同じ数字を使っています。

 

生涯給与を見てみましょう!


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与とは、サラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なく、この会社からの収入のみです。

会社名
コンコルディアFG 4億1,240万円
ちばぎん 2億7,020万円

企業シムラ―検索

コンコルディアFGがちばぎんを1億4,220万円上回っています。



役員報酬はどうでしょう?


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金 1人あたり総報酬
(百万円)
コンコルディアFG
4 109 29 11 0 37.3
千葉銀行
14 408 0 99 0 36.2

コンコルディアFGの方が、千葉銀行よりも1人当たりの報酬額(年額)が、1.1百万円多いです。

 

生涯で形成する資産はどのくらいでしょう?


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳85歳のときに残っているかを推計します。

両社共に31歳の方を例に計算を行います。

結果はミライズ(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

コンコルディアFG 千葉銀行 差額(コンコルディアFGベース)
65歳 13,512万円 8,108万円 5,404万円
85歳 11,665万円 7,373万円 4,292万円

65歳時にコンコルディアFGが5,404万円(貯蓄可能額が)上回り、これが85歳時には4,292万円に縮まります

両者とも安定的な老後が約束されているようです。
(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

コンコルディア・フィナンシャルグループ五郎(31歳)

千葉銀行五郎(31歳)

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しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左がコンコルディアFGの方、右がちばぎんの方です。31歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索

 

結論は?


纏めると以下のような結果です

  • 収益規模はコンコルディアFGが上回り、初任給はほぼ横並びですが、コンコルディアFG(横浜銀行)が大学院卒で1,000円と若干上回ります。
  • 平均年間給与は、コンコルディアFGが472万円多く、推定年収は全ての年齢層でコンコルディアFGが上回ります。その差は25歳時が一番小さく242万円、50歳時が一番大きく457万円の差があります。
  • 生涯給与(従業員として)は、コンコルディアFGがちばぎんを1億4,220万円上回っています。
  • 役員報酬は、コンコルディアFGがちばぎんよりも1人当たりの報酬額(年額)で、1.1百万円多いようです。 
  • 老後の資産額は、85歳時にコンコルディアFGが4,292万円多いようです。

今回は、銀行持株会社と単独銀行の比較となったため、単純に比較は出来ませんが、収益規模、平均年間給与、生涯給与、役員報酬、老後の資産と、すべての項目でコンコルディアFGが上回ったため、コンコルディアFGの勝ちとします。

 

ミライズでは今後も様々な企業の人生比較を行っていきます。

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