外食産業2018年4月売上、全体で売上高は101.8%〜20ヶ月連続の上昇〜

日本フードサービス協会が行う外食産業の市場動向調査の2018年4月の結果が発表されました。

2018年4月は、花見需要のピークが3月に早まったことで、持ち帰り米飯/回転寿司、FR、居酒屋などに集客の影響が見られましたが、最近の価格改定の傾向や高単価商品の好調などにより客単価上昇が続いており、全体売上は101.8%と20ヵ月連続して前年を上回りました。

 

【外食産業市場動向調査 売上高前年同月比の推移】


(注)日本フードサービス協会公表資料よりシミュライズまとめ。 以下同様

  • 外食産業全体の売上高は前年同月比101.8%となっていて、20ヶ月連続のプラス圏です。

 

【外食産業市場動向調査 利用客数前年同月比の推移】

  • 2018年4月の利用客数は前年同月比99.1%と2ヶ月ぶりに前年を下回りました。

 

【外食産業市場動向調査 客単価前年同月比の推移】

  • 2018年4月の客単価は全体が前年同月比102.7%と9ヶ月連続で前年を上回りました。



業態別の概況:

  • ファーストフード業態
    • 全体売上は102.1%と前年を上回りました。
    • 「洋風」は、定番商品をアレンジした新商品が牽引し、客数・客単価ともに上昇、売上は103.4%です 。
    • 「和風」は、原料高による価格改定等で客単価の上昇が続いており、売上104.1%です。
    • 「麺類」は、店舗増と客単価の上昇により売上103.5%となりました。
    • 「持ち帰り米飯・回転寿司」は、花見需要のピークが3月に前倒しとなり客足に影響したものの、価格が高めの商品の投入が奏功し客単価が上昇、売上は100.1%となりました。
    • 「その他」は、携帯会社とのコラボキャンペーンの規模を縮小した「アイスクリーム」が昨年ほどの集客に至らず、売上91.2%となりました。
  • ファミリーレストラン業態
    • 全体売上は101.7%と前年を上回りました。
    • 「洋風」引き続き店舗限定の特別メニューや高付加価値メニューが好評で客単価が上昇し、売上100.5%です。
    • 「和風」は、花見需要の前倒しなどが影響し、売上99.3%となりました。
    • 「中華」は、引き続きお客様感謝キャンペーンによる集客増で売上は106.1%となりました。
    • 「焼き肉」は根強い肉ブームに加え、メディア露出による集客効果などで売上は好調を維持、105.7%と17ヵ月連続して前年を上回りました。
  • パブ・居酒屋業態
    • 飲酒業態は、歓迎会需要などがあったものの、引き続く店舗減少に加え、花見需要のピークが3月に早まり客数に影響、売上は前年を下回り96.7%でした。
    • 「パブ・ビアホール」は新社会人等の若年層のグループ需要をとらえたところもあり、売上は100.6%となりました。
    • 「居酒屋」は、店舗減少に加えて、低中価格帯の店ではFF・FRの酒販売やコンビニとの競争もあり、売上は95.7%でした。
  • ディナーレストラン業態
    • 歓迎会需要や大型商業施設への出店などが好調で、売上は104.0%となりました。
  •  喫茶業態
    • 季節のドリンク、高単価のフェアメニュー、大きめのドリンクなどが奏功し客単価が上昇、売上は103.2%となりました。

 

 


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