チェーンストア2018年4月販売統計〜食料品、衣料品と住関品の動きが不調で、前年同月比マイナス1.2%〜

日本チェーンストア協会が5月22日に発表した2018年4月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比マイナス1.2%となりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業56社、約10,065店舗の販売額を集計しており、4月の総販売額は1兆620億円と前年を下回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

 

続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア】

 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率

(注)前年同月比変化率は既存店ベース

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
その他を除くの項目がマイナス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、農産品の相場安の影響もあり苦戦したため、4月は全体として前年比マイナス1.4%です。

好調 項目 不調
トマト、きゅうり、ミニトマト、アスパラガス、ブロッコリー、きのこ類、カット野菜、すいか、いちご、マンゴー、メロン、ぶどう 農産品 じゃがいも、レタス、キャベツ、玉ねぎ、白菜、里芋、りんご、柑橘類、パイナップル、グレープフルーツ
牛肉、豚肉、鶏肉 畜産品 ハム・ソーセージ、鶏卵
かつお、いわし、うなぎ、さわら、塩鮭、海藻類 水産品 まぐろ、たこ、あじ、さば、いか、貝類
揚げ物、焼き物、洋惣菜、米飯 惣菜 中華、スナック類 、和惣菜、寿司
乳製品、飲料、素麺・冷麦、アイスクリーム、冷凍食品、納豆、ゼリー、洋菓子 その他食品 ヨーグルト、酒類、インスタント麺、練製品、水物、インスタントコーヒー、カレー類、和菓子

衣料品(グラフ赤線)は天候不順の影響を受け動きが鈍かったため、4月は前年比マイナス2.7%です。

好調 項目 不調
ジャケット、スラックス、イージーパンツ、カジュアルシャツ、長袖Tシャツ 紳士衣料 スーツ、カッターシャツ、ニットカーディガン
シャツ・ブラウス、カーディガン、7分袖チュニック、Tシャツ 婦人衣料 フォーマル、ジャケットコート、パンツ
紳士・婦人・子供パジャマ、婦人下着、男児ボトム、女児ロングパンツ その他衣料・洋品 男児・女児Tシャツ、ベビー用品、レイングッズ、婦人バッグ、婦人靴

住関品(グラフ緑線)は天候不順の影響を受け動きが鈍かったため、前年比マイナス1.0%です。

好調 項目 不調
大人用紙おむつ、キッチン用品、バス・トイレ用品、洗濯用品 日用雑貨品 入学関連商品、子供用おむつ、ステンレスボトル、TVゲーム、弁当箱、ペーパー類、ラップ・ホイル類
カウンセリング化粧品、ボディケア、フェイスケア、オーラルケア、UV関連商品、殺虫剤、防虫剤 医薬・化粧品 風邪薬、洗濯用粉末洗剤・柔軟剤、ヘアケア、シャンプー、芳香剤
収納用品、マットレス、寝具セット、敷パッド、カーテン 家具・インテリア 羽毛布団、敷布団、掛布団カバー、リビング家具、クッション
エアコン、扇風機、ドライヤー、スティッククリーナー、乾電池 家電製品 冷蔵庫、洗濯機、食器洗い機、炊飯器、デジカメ、管球・電球
ペットフード、キャリーケース、レジャー用品 その他商品 自転車、フィットネス

サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.3%でした。

食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.3%でした。

 



過去のデータはこちらからどうぞ

最新オリジナルニュースやジャンル別の記事については、ホームへ どうぞ。