チェーンストア2018年3月販売統計〜衣料品、住関品の動きが不調で、前年同月比マイナス0.1%〜

日本チェーンストア協会が4月24日に発表した2018年3月のチェーンストア販売統計は、既存店ベースで前年同月比マイナス0.1%となりました。

チェーンストア販売統計は、協会に属する会員企業56社、約10,045店舗の販売額を集計しており、3月の総販売額は1兆607億円と前年を下回りました。
会員企業は、食料品中心のスーパー、総合スーパー、ディスカウントショップなどとなっていて、かなり幅広くデータが集積されているのが特徴です。

 

続いて、商品別にみてみます。

【チェーンストア販売額-販売部門別シェア】

 

主要商品ジャンルを中心に販売額の推移を前年同月比で表したものが以下になります。

チェーンストア販売額-販売部門別 前年同月比変化率

(注)前年同月比変化率は既存店ベース

商品ジャンル別の特徴は以下のようになっています。
食料品とその他を除くの項目がマイナス圏に入っています。

食料品(グラフ青線)については、農産品、畜産品が好調、お花見需要もあり惣菜も堅調に推移したため、3月は全体として前年比プラス0.2%です。

好調 項目 不調
白菜、キャベツ、大根、レタス、カリフラワー、トマト、ほうれん草、ブロッコリー、たけのこ、カット野菜、バナナ、いちご、輸入ぶどう、パイナップル、カットフルーツ 農産品 じゃがいも、たまねぎ、人参、パプリカ、みかん、りんご、グレープフルーツ
牛肉、豚肉、鶏肉、ハム・ソーセージ、鶏卵 畜産品
刺身一点盛り、うなぎ、塩鮭、海藻類 水産品 まぐろ、たこ、あじ、さば、魚卵
揚げ物、スナック類、焼き鳥、和・洋惣菜、弁当、寿司 惣菜
飲料、米、冷凍食品、納豆、漬物 その他食品 ヨーグルト、練り製品、こんにゃく、豆腐、調味料、カレー類、和・洋菓子

衣料品(グラフ赤線)は苦戦したため、3月は前年比マイナス3.0%です。

好調 項目 不調
ジャケット、トレーナー、カジュアルパンツ、カジュアルシャツ 紳士衣料 スーツ、スラックス、カッターシャツ
ジャケットコート、ジャケット、ブラウス、カジュアルシャツ、カットソー 婦人衣料 スーツ、フォーマル、スカート、春物ニット、ボトムス
紳士・婦人インナーシャツ、女児ロングパンツ、子供肌着、帽子、婦人バッグ その他衣料・洋品 紳士・婦人パジャマ、紳士下着、婦人ホームウェアー、ベビー用品、子供用レイングッズ、紳士財布・ベルト

住関品(グラフ緑線)は苦戦したため、前年比マイナス1.8%です。

好調 項目 不調
トイレ・バス用品、大人用おむつ、ランドセル、スリッパ・サンダル、タオル 日用雑貨品 ステンレスボトル、ベビー用おむつ、弁当箱、文具、玩具、調理台所用品
医薬品、衣料用液体洗濯洗剤・柔軟剤、フェイスケア、ボディケア、オーラルケア、マスク、防虫剤 医薬・化粧品 シャンプー・リンス、ヘアケア
収納用品、リビングテーブル、羽毛布団、敷パッド、毛布、マットレス、クッション 家具・インテリア キッズ収納、敷布団、敷布団カバー、枕、カーペット、カーテン
布団乾燥機、エアコン、電子レンジ、炊飯器、掃除機、乾電池 家電製品 冷蔵庫、洗濯機、液晶テレビ、食器洗い機、家事家電、デジカメ、照明器具
ペットフード、フィットネス、アウトドア用品、園芸用品、電動アシスト自転車 その他商品 子供用自転車

サービス(グラフ白線)の売上高の総販売額に占める割合は0.3%でした。

食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.6%でした。

 



過去のデータはこちらからどうぞ

最新オリジナルニュースやジャンル別の記事については、ホームへ どうぞ。