業務用厨房機器で有名なホシザキ電機と福島工業。就職するならどちらがお得?(2018年入社版)

ホシザキ株式会社(以下ホシザキ)と福島工業株式会社(以下福島工業)、は共に業務用厨房機器で有名です。

ホシザキと福島工業の給与比較をするうえで以下のポイントに絞って行いたいと思います。

ポイントは4つ

  1. 初任給
  2. 年齢ごとの給与水準
  3. 生涯給与
  4. 役員報酬

サラリーマンとして一生をこの会社で過ごし、役員までに到達した場合の報酬の差を見て厨房機器業界の人生の損得勘定を見ていきたいと思います。

 

 

それぞれの特徴


【ホシザキ株式会社】
ホシザキ株式会社は愛知県豊明市に本拠を置く、1947年設立の日本の厨房機器メーカーです。
全自動製氷機、業務用冷凍冷蔵庫、業務用食器洗浄機、ビールディスペンサーなどで有名です。
北は北海道、南は沖縄まで全国を15に分割した15販社体制で販売活動をしています。
1957年にジュースの自動販売機を、1965年には全自動製氷機を販売開始しています。
売上の25%以上を冷蔵庫が占め、17.5%が製氷機、11.3%がディスペンサーが占めています。

【福島工業株式会社】
福島工業株式会社は大阪府大阪市に本拠を置く、1951年設立の日本の厨房機器メーカーです。
業務用冷凍冷蔵庫や冷凍・冷蔵ショーケースで有名です。
1962年には日本初の業務用規格冷蔵庫を開発、量産体制を確立しています。
また1964年には冷凍冷蔵ショーケースの規格化・量産を開始しています。
業務用冷蔵冷凍庫は多くの飲食店の厨房で、冷凍冷蔵ショーケースはスーパー、百貨店、コンビニ、ドラッグストアで活用されています。


業績は?


業績も比べておきましょう。

【単体決算:平成28年12月(ホシザキ)、平成29年3月(福島工業)の業績】 (単位円)

ホシザキ
会社
福島工業
2,655億
売上高
803億
2,602億
前年
737億
2.0%
対前年度比
9.0%
341億
経常利益
87億
214億
当期純利益
60億
160億
包括利益
67億
64.0%
自己資本比率
56.8%

売上高はホシザキが福島工業を大きく上回り、その差は1,852億円程です。
経常利益でもホシザキが福島工業を上回り、その差は254億円です。
成長率はホシザキが2.0%のに対し福島工業は9.0%とこちらは福島工業が上回ります。

売上、利益でホシザキ、成長率で福島工業という結果になりました。

初任給


これからの就職する方のために初任給制度を掲載しておきます。 それぞれのグループ内の銀行の初任給を比較します。

【共に2017年4月実績 初任給(単位:円)】

ホシザキ
学歴
福島工業
236,800
修士了
231,800
215,200
学部卒
219,800

福島工業は総合職の場合です。
修士了ではホシザキが学部卒では福島工業が上回ります。
差額は修士了で5,000円、学部卒で4,600円です。

 

年齢ごとの給与


有価証券報告書の情報から取得できる情報は以下のようになっています。

【平成28年12月(ホシザキ)、平成29年3月(福島工業)決算の比較】

従業員数(単体) 従業員数(連結) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
ホシザキ 1,156 12,878 43.8 18.9 7,461
福島工業 1,277 1,690 36.2 11.1 5,772

 

従業員数は単体では福島工業が、連結でにホシザキが上回ります。その差は単体で121人、連結で11,188人です。
平均年齢はホシザキが7.6歳高く、勤続年数でもホシザキが7.8年長いです。
平均年間給与はホシザキが168.9万円多いです。

 

【年代別推定年収:単位千円】

年齢 ホシザキ 福島工業 差額(ホシザキベース)
25 4,792 4,344 448
30 5,609 5,154 455
35 6,283 5,676 607
40 6,967 6,150 817
45 7,593 6,638 955
50 7,862 7,077 785

(両者とも平均年間給与は、賞与及び超過勤務手当を含みます。)
こちらからほかの企業も検索⇒企業シムラ―検索

 

全ての年齢層でホシザキが福島工業を上回ります。
25歳時が一番差が小さく44.8万円、45歳時が一番差が大きく95.5万円の差があります。

これらの数値は有価証券報告書から平均年齢、平均年収等を取得し計算をしております。
給与カーブの形状等は統計局の産業別のカーブ構造を反映させております。
2社で同じ業種ですが、反映させている統計局のデータがホシザキは平成26年の物を、福島工業は平成27年の物を使っているためカーブの上昇率は違う数字を使っています。
これはホシザキは平成28年12月の有価証券報告書のデータを使い、福島工業は平成29年3月の有価証券報告書のデータを使っているためです。

生涯給与


この年収で生涯もらえる給与を計算します。
生涯給与といってサラリーマンとしての収入の総額です。
副業等一切なくこの会社からのみの収入です。

 

会社名 生涯給与
ホシザキ 2億5,458万円
福島工業 2億2,917万円

企業シムラ―検索

 

ホシザキが福島工業を2,541万円上回っています。

 

 

役員報酬


取締役の報酬を見て、社内で成功して偉くなった場合にどれだけの報酬がもらえるのかをイメージしてください。

会社名 役員数 役員報酬
(百万円)
役員賞与
(百万円)
オプション
(百万円)
退職金

(百万円)

1人あたり総報酬
(百万円)
ホシザキ
12 282 0 0 33 26.3
福島工業
6 102 103 0 99 50.7

福島工業がホシザキよりも1人当たりの報酬額(年額)では2,440万円多いです。

 

生涯で形成する資産


生涯で形成される資産はいくらになっているかを計算してみました。
両者とも平均的な支出を一生続けたとしてどれくらいの資産が65歳、85歳のときに残っているかを推計します。

ホシザキの現在31歳、福島工業の現在30歳の方を例に計算を行います。

結果はシミュライザー(人生計画システム)で計算すると以下のようになりました。

 

ホシザキ 福島工業 差額(ホシザキベース)
65歳 5,615万円 5,371万円 244万円
85歳 4,771万円 4,834万円 -63万円

65歳時ホシザキ244万円(貯蓄可能額が)上回ります。

これが85歳時は逆転して福島工業が63万円上回ります。
これはホシザキの支出が福島工業より多い、つまりより良い生活をしているためです。

しかし両者とも安定的な老後が約束されているようです。
(当システムでは85歳でプラスになっていることを一つの目標にしています。)

 

ホシザキ五郎(31歳)

福島工業 五郎(30歳)

ホシザキVS福島工業

 

しかし使いすぎや、病気、運用の失敗(シミュレーションでは預金しかつかっていません。)で大きく異なることになります。

左がホシザキの方、右が福島工業の方です。30歳、31歳には五郎と名前がついています。(全企業共通ルール)
年齢が違うのはホシザキが2016年12月の、福島工業が2017年3月の有価証券報告書のデータを使っているためです。

システムへ移動してほかの企業も見てみる。⇒ 企業シムラ―検索


結論


纏めると以下のような結果です

  • 初任給は修士了ではホシザキが学部卒では福島工業が上回ります。
    差額は修士了で5,000円、学部卒で4,600円です。
  • 平均年間給与はホシザキが168.9万円多いです。
  • 年齢層別給与では全ての年齢層でホシザキが福島工業を上回ります。
    25歳時が一番差が小さく44.8万円、45歳時が一番差が大きく95.5万円の差があります。
  • 生涯年収(従業員として)はホシザキが2,541万円多いです。
  • 役員報酬は福島工業が1人当たりの報酬額(年額)で2,440万円多いです。 
  • 老後の資産額では85歳時に福島工業が63万円多いです。

平均年間給与、年齢層別給与、生涯年収、でホシザキが役員報酬で福島工業上回りました。
老後の資産では福島工業が僅かに上回りましたがこれはホシザキの支出が福島工業より多い、つまりよりよい生活をしているためです。
そのため今回ホシザキの勝ちとします。

シミュライズでは今後も様々な企業の人生比較を行っていきます。

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