2016年12月消費者態度指数、3ヶ月ぶりの上昇の43.1〜消費者マインドは持ち直しのテンポが緩やかになっている〜
2017年1月10日発表された内閣府の2016年12月の消費者動向調査の結果から消費者マインドを確認してみましょう。
消費者態度指数は3ヶ月ぶりに上昇しました。個人消費者の景況感は持ち直しのテンポが緩やかになっているの動きがみられます。
消費者態度指数—2016年12月
消費者態度指数とは、内閣府による消費動向調査の一部として毎月公表されているもので、消費者の今後半年間の暮らし向きの見通しになどについての意識を示す指標です。 消費者マインドから景気動向を知るうえで役立ちます。 一般的に50が良い・悪いの判断のひとつの目安とされます。
発表された、12月の指数は前月よりプラス2.2ポイント上昇し、43.1となり、3か月ぶりに前月を上回りました。 消費者のマインドは持ち直しのテンポが緩やかになっています。
【一般世帯の消費者態度指数の推移】
季節調整値 | 前月差 | |
2016年10月 | 42.3 | -0.7 |
11月 | 40.9 | -1.4 |
12月 | 43.1 | 2.2 |
【消費者態度指数の推移】
(注)内閣府公表資料より作成。季節調整値。
続いて、消費者態度指数を構成する消費者意識指標(一般世帯)の前月からの動きをみてみると以下のようになっています。
- 「暮らし向き」が1.9ポイント上昇し42.0
- 「収入の増え方」が1.5ポイント上昇し41.9
- 「雇用環境」が3.2ポイント上昇し45.7
- 「耐久消費財の買い時判断」が2.3ポイント上昇し42.8
【消費者態度指数を構成する消費者意識指標(一般世帯)の推移】
(注)内閣府公表資料より作成 。 一般世帯、季節調整値。
今月は全ての項目が前月から上昇しました。
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