レギュラーガソリン価格(11/24)5週連続の値下がり130.3円 〜約5年8ヶ月ぶりの安値〜
資源エネルギー庁発表の11月24日付けガソリン価格は、全国平均で先週比マイナス1.3円の130.3円と5週連続の値下げ、4週連続の最安値更新となりました。
レギュラー全国平均店頭価格130.3円/リットル(前週比マイナス1.3円)
ハイオク141.1円/リットル(前週比マイナス1.4円)
値上がりした県はなく、2県が横ばい、45都道府県で値下がりしました。
【ガソリン価格の推移グラフ (2011年以降)】
(注)資源エネルギー庁による石油製品価格調査よりシミュライズまとめ(円/リットル)
全国平均のガソリン価格は130.3円となりました。 これは2010年3月8日(129.1円)以来、約5年8ヶ月ぶりの安値です。また値上がりした県はなく、横ばいだった県が2つ、値下がりした都道府県が45でした。
原油は小幅に続落していて11月24日時点で40.89ドルです。
これは先週比マイナス0.79ドルです。
なお、ガソリン価格に関して主に原料となる原油の価格と為替レートが決定要因となることについては、以前の記事 (【支出】上昇の 止まらないガソリン価格は海外原油価格*ドル円為替*税金で決定されている。)をご参照ください。
[SetAd]
都道府県別 -上位ランキング
1位は鹿児島県などが値下がりしている中、先週比で横ばいだった高知県です。
島根県がマイナス3.1円と大きく下げているのが目立ちます。順位も5位から8位に落ちています。
その分、京都府、長野県、佐賀県が順位を上げています。
順位 | 都道府県 | レギュラー(円/㍑) | 前週比 | ハイオク(円/㍑) | 前週比 | |
1 | ↑ | 高 知 | 139.3 | 0.0 | 149.5 | 0.0 |
2 | ↓ | 鹿児島 | 139.3 | -1.3 | 148.5 | -1.3 |
3 | ↓ | 長 崎 | 139.2 | -1.1 | 148.9 | -1.3 |
4 | → | 和歌山 | 136.7 | -0.9 | 147.3 | -0.7 |
5 | ↑ | 京 都 | 134.5 | -0.8 | 145.4 | -0.9 |
6 | ↑ | 長 野 | 133.9 | -1.0 | 145.2 | -1.1 |
7 | ↑ | 佐 賀 | 133.8 | -1.1 | 144.9 | -1.0 |
8 | ↓ | 島 根 | 133.7 | -3.1 | 144.7 | -3.1 |
9 | → | 大 分 | 133.3 | -1.5 | 144.2 | -1.6 |
10 | → | 山 形 | 133.2 | -0.8 | 144.3 | -0.8 |
都道府県別 -下位ランキング
最下位は先週比マイナス1.2円の埼玉県で先週と変わらずです。
下位10位以内は全て下落しています。
下落幅が小さい神奈川県や徳島県が順位を上げています。
この中では岡山県がマイナス2.1円と下げ幅が一番大きいです。
順位 | 都道府県 | レギュラー(円/㍑) | 前週比 | ハイオク(円/㍑) | 前週比 | |
38 | ↑ | 栃 木 | 127.9 | -1.3 | 138.9 | -1.3 |
39 | ↓ | 岡 山 | 127.7 | -2.1 | 138.8 | -1.6 |
40 | ↑ | 神奈川 | 127.3 | -0.6 | 138.2 | -0.7 |
41 | ↓ | 千 葉 | 127.0 | -0.9 | 137.5 | -1.0 |
42 | ↑ | 徳 島 | 126.8 | -0.6 | 137.7 | -0.6 |
43 | ↓ | 茨 城 | 126.1 | -1.6 | 137.1 | -1.6 |
44 | ↓ | 群 馬 | 126.1 | -1.5 | 137.2 | -1.4 |
45 | ↓ | 宮 城 | 126.0 | -1.4 | 136.8 | -1.4 |
46 | → | 秋 田 | 125.4 | -1.3 | 136.7 | -1.3 |
47 | → | 埼 玉 | 124.4 | -1.2 | 135.3 | -1.2 |
年間1万キロ走行時のガソリン費用は?
現在のガソリン価格をベースとし、保有する自動車タイプ(車種区分)により、年間走行距離を1万キロとした場合の年間ガソリン代を計算してみました。各自必要となるガソリンコストのイメージを掴んでいただくのに活用ください。
今週もガソリン価格はハイオク、レギュラー、軽油全てが値下がりしていますのでガソリン代は下がっています。
ピークだった去年の7月に比べると大型車は44,494円、ハイブリッドでは13,027円、ディーゼル車では16,741円安くなっています。
【1万キロ走行時のガソリン費用と前週との差額】
区分 | 車名 | 油種 | 燃費(km/l) | 費用(¥) | 差額(¥) |
大型車 | フーガ(370GT) | ハイオク | 8.9 | 158,540 | -1,573 |
小型車 | フィット(13G FF) | レギュラー | 26.0 | 50,116 | -500 |
ハイブリッド | プリウスG | レギュラー | 30.4 | 42,862 | -428 |
ディーゼル車 | アテンザセダン | 軽油 | 22.4 | 49,152 | -268 |
スポーツ | トヨタ 86 GT | ハイオク | 12.4 | 113,791 | -1,129 |
SUV | フォレスター | レギュラー | 15.2 | 85,724 | -855 |
軽自動車 | ワゴンR | レギュラー | 32.4 | 40,217 | -401 |
(注) 車種タイプごとに特定の車を想定しそれぞれのJC08モード燃費を用いて1 万キロ走行するのに必要なガソリン費用を算出しています。
大型車やスポーツカーは燃費も悪くハイオクを使うためかなり高くなっていて、軽自動車やハイブリッドカーの3倍から4倍の費用がかかります。また軽自動車の燃費は優れており、ハイブリッドカーに勝ります。ディーゼル車は小型車に比べて燃費は劣りますが、軽油の価格が安いため燃料費としては大きな差がありません。
【ホンダフィット:人気の小型車】
【日産フーガ:人気の大型車】
最新オリジナルニュースやジャンル別の記事については、ホームへ どうぞ。