安倍総理は昨日の記者会見において、今後の政権運営について以下のような趣旨の方針を掲げた。
- 50年後も人口1億人を維持し、誰もが活躍できる「1億総活躍プラン」
- 名目で昨年度490兆円だったGDP=国内総生産を600兆円にすること
アベノミクスの新たな「三本の矢」
- 強い経済
- 子育て支援
- 社会保障
今後3年間の総裁任期中も、引き続き経済最優先で政権運営に当たる決意を示すことにしています。
そして、
- 雇用や所得の拡大
- 幼児教育の無償化の拡大
- 子どもの貧困対策の充実
- 「介護離職ゼロ」
を目標に、仕事と介護が両立できる社会作りを進めるそうです。
さてGDP600兆円だと110兆円の上積みが必要であり、かなりの頑張りが必要だ。
【名目GDPの推移1994~2014】
3%成長で試算してみると、2022年には617兆円
年度 | GDP(兆円) |
2014 | 487.6 |
2015 | 502.2 |
2016 | 517.3 |
2017 | 532.8 |
2018 | 548.8 |
2019 | 565.3 |
2020 | 582.2 |
2021 | 599.7 |
2022 | 617.7 |
しかし3%の成長をこれだけ継続できるものか・・・
デフレ脱却もできているとは言えない状況でこれだけの成長を成し遂げるのは至難の技。
500兆円を超えたことも20年間で1回(年度)のみなので、少しびっくりな目標である。
さあその実現方法が発表される日を楽しみにして待ちましょう。