1000円札や5000円札、1万円札紙幣は日本銀行（以下、日銀）で発行されています。

毎年どれくらい発行されているかみなさんはご存知でしょうか？

1年間刷られてた金額はなんと886兆円

日銀で発行された銀行券の量を見ていきましょう。第１３０回事業年度財務諸表等を参考にしています。（27年3月末）

お金がじゃぶじゃぶと増えているのが実感できる数字ですね。

金額ベース

金額ベースでいくらの残高があるのかを見てみましょう。1万円は79.4兆円の札束があるようです。飛び抜けて金額的には1万円札が多いのですね。

*「その他発行銀行券」とは、上記４券種以外で現在も有効な五百円券､百円券､五十円券､十円券､五円券及び一円券の合計である

これでみるとお札が3兆円以上この1年で増えていることがわかります。実際にこれだけのお札が印刷されていることになります。

枚数ベース

枚数では79.4億枚で1万円が1位で、38.2億枚で1千円札が2位になっています。

枚数にしても79.4億枚もの数が存在するのですから驚きです。

約3.2億枚の紙幣がこの1年で増加したのですから、置いておくだけでも大変ですね。

毎年お金の量は増えて続けている

いかがでしたでしょうか？

毎年、とてつもないスピードでお金が刷られていることがご理解頂けたと思います。

ただ、銀行にお金を預けておくだけでは価値がどんどん目減りしていってしまうので、これからは投資でお金の価値を残し続けることも大切になってくると思います。