金融うんちく 金と株と債券のリターンは過去200年でどうだった?
ファンドビジネスで有名なバンガード社(Vanguard)の創設者である、シーゲル博士(Dr.Jeremy Siegel)とボーグル博士の計算によると、 200年ほど前にさかのぼり、1万ドル,を投資していたとすると、(配当や金利やその他のゲインを再投資したとして、いくらになっているかを計算したところ以下のようになったそうです。
【運用益の計算】
アセットクラス | 196年前に1万ドル投資していくらになっているか? | 日本円に換算 |
株式 | $5,600,000,000 | 6,944億円 |
債券 | $8,000,000 | 9億9,200万円 |
金 | $26,000 | 322.4万円 |
株式に10,000ドル(約124万円)投資した人は56億ドル(日本円6,944億円相当)、債券に投資した人は8百万米ドル、金に投資した人は2万6,000ドル(322万円程度)であると見積もったそうです。
ほぼ2世紀の間,株はインフレ調整後で約7%平均のリターンを叩き出し、 ヒストリカルな株式のリターンは長期にわたってインフレーションと並行して上昇してきた。
もしドルの価値がなくなり、米国が他の通貨を使うように強制されたとしても、コカ・コーラのような会社はそれが金や銀や貝殻であったとしても、人々がその製品やサービスに対して支払う貨幣によって、大きな利益を産んだと思われます。
株式のリターンがいかに大きいかというお話。
債券や金と比べてそのリスクは大きいにしても、これだけの利益をもたらしてくれるのは株式投資だけである。
(アベノミクス的に歓迎される考えですね。)
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