私の健康シリーズ 3つガン保険に入っていたら、本当にガンになってこんなにもらえた
私は50代の商社に勤める中間管理職サラリーマンです。
小さい頃から母と叔母、父方の祖父と父を「ガン」で亡くし、私は「ガン」にかかりやすい血筋だと思っていました。
「ガン」についてネットで調べると”遺伝的要因は皆無ではないが、ほとんどが生活習慣に起因する”との記事があり、遺伝することは少ないんだな、と安堵したものの、生活習慣が原因という話なら、「ガン」を発症した父と同じような生活習慣を高校生まで送り、大学進学してから今日に至るまで決して”節制した生活”とは言えない日常でしたので、やはり「ガン」には備えておいた方がいいだろうと思い、3年前に加入した「ガン保険」を昨年見直し、新たに二つのガン保険に加入しました。
子供達や知人からは「3つも入る必要あるの?」と笑われ、妻からは「月々の保険料だってバカにならないのよ!」といやな顔をされましたが、とにかく心配だったのです。
現在加入している「ガン保険」はCMなどでもおなじみの
- ・アフラック 生きるためのガン保険
- ・ソニー保険 ガン保険
- ・オリックス生命 believe
を選びました。やはり保障金の支払い実績や企業への信頼度が重要と感じたからです。
この私の選択は間違っていなかったことが今年の春にわかりました。
じつは私の住んでいる自治体では50代を過ぎると毎年ガン検診の案内が送られてきます。(参考サイト:日本医師会「各自治体のガン検診の窓口」 )
今年は大腸ガン検診を受けました。
そしたら、初期の大腸ガンが発見されたんです。告知された時はこの世の終わりが来たか!と打ちひしがれましたが、幸いなことにまだ小さなガンで今のうちに腫瘍摘出をすれば完治が見込めるとのこと。
ガンの位置も内視鏡で取れる箇所だったので、これからさらに検査をして、転移していないか、他にもガンが出来ていないかなど詳細な病状を調べるのですが、とりあえずは手術をする方向性で準備を進めています。
ガンの治療は抗がん剤や放射線治療、手術や先進医療(免疫療法や幹細胞療法など)など高額な治療費が必要だと聞いています。
父がガンで亡くなった時も一社だけかけていた生命保険だけでは保障が不十分で、母が家計のやりくりに大変な思いをしていたのを見て育ったので、ガンが見つかる前に3つのガン保険に加入したのは我ながら賢明な決断だったと思います。
でも、いざガンの告知をされると気分的にはやはり落ち込みます。家族に伝えた時も家中が暗い雰囲気に包まれ、当事者の私が逆に妻や子供たちを励ますような有様でした。
今は「病気は病気!ガン治療も日々進歩しているし、何より早期発見出来たのだから、治療に専念すべし!」と自分を鼓舞しています。
ところで、気になるのはやはり治療費。具体的にいくらかかるかの概要を調べてみました。
【ステージⅠの結腸がん(深達度sm、2cm未満、リンパ説転移なし)】
内視鏡的結腸ポリープ切除術を実施。入院日数は5日。
3割負担額:6万9800円
(出典:最新医療と費用がわかる病気にかかるお金)より
うん、これなら大したことはない。でも、仮に他にもガンが見つかったり、リンパ節転移があったりするといくらかかるんだろう?
【ステージⅢの直腸がん(深達度ss、領域リンパ節への転移あり)。】
腹腔鏡下直腸切除術、リンパ節郭清を実施。手術による入院日数は13日。
入院料、注射、処置、医学管理料、手術、検査、投薬など:154万6200円
3割負担額:46万3800円
高額療養費制度を利用:9万2900円
(出典:最新医療と費用がわかる病気にかかるお金 )より
やっぱりガンが進行すると治療費が急にかかってしまうようです。
まだ、自分のガンの状態がはっきりとしないのでいくらトータルでいくらの保険金が降りるのかわからないのですが、一時金が受け取れるはずだったので、ガンの告知を受けたその日に保険会社には通知をしました。
そしたら、初回の告知だったので
・アフラック 生きるためのガン保険からは一時金100万円
・ソニー保険 ガン保険からは一時金200万円
・オリックス生命believeからは一時金100万円
合計:500万円
がすぐに降りたのです!これで、当面の治療費と生活費の心配はしなくて済みそうで安心しています。
正直月々の掛け金はどれも掛け捨て保険ではなかったので、子供の養育保険や家のローンなどもあり楽ではありませんでしたが、やはり転ばぬ先の杖は大事なんだと思いました。
【50代男性の各保険の掛け金(ガン特約を厚くした場合)】
・アフラック 生きるためのガン保険:6.990円
・ソニー保険 ガン保険:16,040円
・オリックス生命believe:6,690円
合計:29,720円
家族に告知した後は、妻もガン保険を見直してくれたみたいで、私が治療で仕事を休まなきゃならない間は「パートでもなんでもして家計を支えるから安心して!」、と言ってくれています。
正直パートの手取りだけじゃ家計は火の車になるのは目に見えてますが、子供達もその時は「バイトして助けるよ!」と励ましてくれましたし、3つの生命保険に加入していたおかげで通院治療や入院時でも妻や子供達には金銭面の負担はあまりかけなくて済みそうです。
ガンになったという事実は今でも私の心に暗い影を落としますが、久しぶりに家族揃っての話し合いが出来、早期発見出来たことは「ガン」に立ち向かうための大きな励みになっています。
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