【データ】水産物流通調査 5月の魚は何が高い?
水産庁の実施している水産物流通調査(以下「調査」という。)は、水産物の価格水準、需給動向等を明らかにし、水産物の需給計画、価格安定対策、流通改善対策等、水産行政の資料を作成することを目的としている。
5月の水産物はほっけが200%越えとダントツに高いですが、たら、びんなが、かつおが高かったようです。
さんま、いわし各種、まあじ、さば類は昨年対比かなり安くなっています。
【主要な魚の価格】
2015年5月の水産物の価格前年同月比ランキング
【産地水産物流通調査・卸売価格】
種類 | 5月(1kg当たり円) | 対前月比(%) | 対前年同月比(%) |
ほっけ | 362 | 100 | 246 |
ずわいがに | 623 | 97 | 160 |
めばち(生) | 1 212 | 82 | 148 |
たら(生) | 211 | 79 | 137 |
びんなが(冷) | 389 | 89 | 135 |
びんなが(生) | 358 | 74 | 133 |
かつお(冷) | 191 | 109 | 125 |
あかいか(生) | 270 | 131 | 125 |
きはだ(冷) | 442 | 111 | 123 |
むろあじ | 145 | 91 | 117 |
ぶり類 | 205 | 103 | 114 |
まかじき(冷) | 300 | 75 | 107 |
すけとうだら(生) | 86 | 99 | 107 |
きはだ(生) | 727 | 67 | 106 |
まぐろ(生) | 2 453 | 50 | 103 |
するめいか(生) | 260 | 98 | 101 |
めかじき(生) | 931 | 87 | 100 |
めばち(冷) | 940 | 97 | 97 |
かれい類(生) | 263 | 72 | 95 |
かつお(生) | 366 | 75 | 92 |
たこ類 | 540 | 97 | 91 |
まかじき(生) | 512 | 77 | 86 |
まだい | 529 | 89 | 81 |
めかじき(冷) | 680 | 110 | 76 |
さば類 | 70 | 110 | 71 |
まぐろ(冷) | 1 695 | 80 | 67 |
まあじ | 166 | 104 | 66 |
うるめいわし | 55 | 105 | 61 |
まいわし | 49 | 116 | 57 |
かたくちいわし | 33 | 82 | 51 |
さんま | 37 | 93 | 21 |
すけとうだら(冷) | – | – | – |
するめいか(冷)近海 | – | – | – |
するめいか(冷)遠洋 | – | – | – |
あかいか(冷) | – | – | – |
産地水産物流通調査内容
ア 調査の範囲・調査対象
産地水産物流通調査は、2008年漁業センサス(平成20年実施)で設定された全国2,195漁業地区から、主要な漁業地区を選定し、調査区を設定した。本調査では、設定した調査区を便宜上「漁港」として取り扱っている。
(a)水揚量・価格調査(年間調査)については、調査区の水揚量の合計が原則として全国の海面漁業生産量の概ね6割を占めるまでの211調査区を選定し、調査区内の全ての卸売業者及び漁業協同組合を調査対象としている。
(b)水揚量・価格調査(月別調査)については、年間調査の調査区で調査品目毎の水揚量上位20調査区のうち、原則として1調査区で5品目以上が該当となった48調査区を選定し、調査区内の全ての卸売業者及び漁業協同組合を調査対象とした。
(c)用途別出荷量調査については、年間調査の調査区のうち、調査品目の水揚量が年間調査の当該品目の水揚量のおおむね6割を占める32調査区を選定し、調査区内の全ての卸売業者及び漁業協同組合を調査対象とした。なお、卸売業者等で全ての調査内容を把握できない場合は、仲卸業者を調査対象とした。
イ 調査事項
(a)水揚量・価格調査
上場水揚量及び上場水揚価額
(b)用途別出荷量調査
上場水揚量及び用途別出荷量
ウ 調査方法
(a)水揚量・価格調査(年間調査)
卸売業者等への郵送・FAX等による自計調査を行った。
(b)水揚量・価格調査(月別調査)
卸売業者等への郵送・FAX等による自計調査を行った。
(c)用途別出荷量調査
卸売業者等への郵送・FAX等による自計調査を行った。