「ハイレゾ」
一度は聞いたことのある方が多いと思います。
ハイレゾリューションオーディオ (英: High-Resolution Audio) とは、音楽用CD(CD-DA)を超える音質の音楽データの総称。略して「ハイレゾオーディオ」、「ハイレゾ音源」または単に「ハイレゾ」と呼ばれることもあります。
ぜひ聞いてみてください。テレビの4Kと似た感覚を耳で楽しめると思います。
【iriver Astell&Kern AK100II】
iriver Astell&Kern AK100II 64GB DSD5.6MHz再生&バランス出力搭載 スモーキーブルー AK100II-64GB-BLU
iPodの普及に端を発する昨今のヘッドホン、イヤホンブームはさらなる高音質を求めハイレゾブームに発展しました。
シミュライズでは予算別のポータブルオーディオでのハイレゾシステムについては紹介したいと思います。
エントリーコース (予算3万円以内)
まずはお小遣いで気軽に音楽をハイレゾで楽しみたい方はlこちら
SONY Walkman A16 : 23,792円
ソニーのエントリーモデルでイヤホンまで付いているのでこれ一台でハイレゾ入門ができます。
一般的なスマホやiPhoneと付属のイヤホンの環境と比較すると音質の向上は明らかで隠れていた音が出てきます。また低音の量感が増えた上で制動がよくキレの良い音を出します。
厳密に言うとこのシリーズについてくるイヤホンはハイレゾ対応の規格を満たしていませんが、iPhoneなどのスマホについてくる普通のイヤホンよりずっといい音を出します。
ハイレゾはmp3やaacなどの不可逆圧縮して再生することはしません。無圧縮化かFlacなどの可逆圧縮をを使います。そして元のデータはCDよりはるかに大きいです。そのためより大容量のストレージが必要になります。A16は内臓で32GBのストレージ容量がありますが、必要最低限な量です。そこでMicroSDカードを追加して容量を増やすことをオススメします。
Transcend microSDXCカード 64GB : 3680円
今はmicroSDカードは大容量200GBのまで出ていますがまだまだ値段が高いです。コスパを優先する場合は今なら64GBくらいが丁度いいです。内蔵の32GBとこのmicroSD64GBで合計96GB。
これだけあればまずは必要十分です。
- DAP:Walkman NW-A16=24,000円
- microSDXCカード:Transcend microSDXCカード 64GB=3,680円
- 合計:27,680円
ノーマルコース10万円前後
次は少し本腰を入れてハイレゾを楽しもうとしてる人向けで予算10万円ほどです。
SONY NW-ZX1 : 66,000円
walkmanの最高峰シリーズZXシリーズの初代機、後継機が出てるが併売されています。
サイズは大きくなり、一世代前の製品のためmicroSDXCカードで容量を増やすことは出来ませんが、最初から128GBの大容量で音もAシリーズより力強い良いい音を出します。
最初からこだわりのある人に向けて作ってあるためイヤホンは付属していません。
そこでこだわりのあるイヤホンも選んでみました
音茶楽という元ソニーの開発者が立ち上げたブランドの基本となるイヤホンです。
形状が特徴的ですが、この形状が音質に大きな影響を与えています。
低音は厚みがあり高音は刺さらずよく伸びます。そしてカナル型とは思えないほど音場が広いです。
ソニーのこだわりの商品と、こだわりがありソニーを出た人が作り上げた商品のコラボ
いかがでしょうか?
- DAP:Walkman NW-ZX1=66,000円
- カナル型イヤホン:音茶楽 Flat-4粋=30,700円
- 合計:96,700円
リッチコース(100万円コース)
本格的に音楽を楽しみたい、100万円ボーナス全額つぎ込みたい!ってかたはぜひこのコースを。
現在市販されているなかでは最高峰のポータブルオーディオプレイヤーで音質も機能も最高ですが値段がそれ以上にずば抜けています。
内蔵ストレージは256GBでさらにmicroSDXCで拡張できます。
PCM32bit/384kHz,DSD128(5.6MHz)までネイティブで再生出来ます。
DACチップに旭化成エレクトロニクスが今年製品化した最新の「AK4490」をデュアルDAC構成で搭載し、0.2psを実現する優秀なクロックを搭載しています。
イヤホン出力も3.5mmのステレオミニの他に2.5mmのバランス出力もついています。
またネットワーク機能もついていて外でだけでなく家庭内でネットワークプレイヤーとしても使えます。
ポータブルではもちろんのこと、据置のプレイヤーでもなかなか見られない豪勢な構成です。
この極上の構成から出てくる音は10万円コースのwalkmanが霞んでしまうほどの音質で、きめ細かさと力強さを兼ね備えています。
ですが、この音質をポータブル環境で更に引き上げることが出来ます。
AK380のイヤホン出力は設定を変えることによりラインアウトにもなります。
つまりAK380をDACとして使いアンプを別の機器に任せるのです。
この機器がポータブルヘッドホンアンプ、いわゆる「ポタアン」です。
Cypher Labs AlgoRhythm Duet : 97,200円
Cypher Labs社のAlgoRhythm Duetはバッテリー搭載のバランス接続ができるアナログアンプの最高峰の一つです。
AK380からDUETに最適な形で転送するには専用のケーブルが必要です。
またこのクラスの機器となるとケーブルは線材などによって音質に大きな影響を与えます
そこでここでは値段が高いが音がいいことで定評のあるALO Audioのケーブルを選択しました。
ak380とDUETをバランス接続するアナログケーブル。AK380をDACとして使いDUETをアンプとして使うために必要なケーブルです。
音に影響を与えるのはケーブルだけではありません。今は記憶媒体であるMicroSDカードも音に影響をあたえることが分かっています。
恐らく世界で唯一つの音質に拘って設計されたソニーのMicroSDXCカードです。
最後はイヤホンです。
最高の再生環境を整えたのならそれに見合ったイヤホンなりヘッドホンを用意すべきです。
国内で市販されているイヤホンでは最高峰のユニバーサルイヤホンの一つです。
標準で3.5mmのステレオミニの他に2.5mmのバランスケーブルもついてきます。
イヤホンの中に12個もドライバーが入っている化け物イヤホンです。
そんな化け物イヤホンもアンプとバランス接続できなければ性能をフルに発揮できません。
そこで2.5mmのバランスケーブルからDUETの4Pin MiniBalanced端子につなぐための変換ケーブルが必要です。
Cypher Labs Adapter Cable
Mini Balanced to 2.5mm Female : 15,660円
ここまで整えた環境で聞くハイレゾはまさに極上の音です。
圧倒的な情報量、広大で立体的な音場、明確な低位、バランスのとれた帯域、明瞭だが硬くならない音色、今まで聞いたことがある楽曲が別物に聞こえることでしょう。
今まで気が付かなった音が出てくると思います。
そして音がものすごく心地よく聞こえるのでいつまでも聞きたくなり、音に集中してしまいます。
例えば本を読みながらこのシステムで音楽を聞いた場合1ページ読むのがいつもの何十倍も時間がかかるでしょう。
そして本の中身はまるで記憶に残らないかもしれません。
そのくらいの圧倒的な高音質がこのシステムにはあります。
- DAP:AK380=66,000円
- ポタアン:Cypher Labs AlgoRhythm Duet=66,000円
- バランスラインケーブル:ALO Auido ALO-2552=35,640円
- 高音質MicroSDXCカード : SONY SR-64HXA=13,920円
- カナル型イヤホン:JH AUDIO Layla=323,640円
- イヤホン変換ケーブル : Cypher Labs Adapter Cable
Mini Balanced to 2.5mm Female=15,600円 - 合計 940,860円
他にも良い商品があるようならぜひご意見をお待ちしています。